洋書購読の有効性
「どうやったら英語は上達するのか」
答えはひとつではないですが、結果を出している人の多くがこう答えます。
とにかく英語を読む
「リスニングは?」「スピーキングは?」とも思いますが、「とにかく読む」ことで英語の力が付くのは客観的事実です。音声教材が普及していない時代、人々は読書中心で語学力を養いました。その読書は今でも有効です。
天才小学生も
天才と呼ばれている小学生が話題になりまして、英検1級、TOEIC980点、中国語もペラペラだそうです。どうやって勉強しているのかと聞かれたとき、彼女の答えは
とにかく英語を読む
だったそうです。休みの日は、一日に2冊。辞書は引かずに読むとのこと。地味ですよね。天才とは地味な努力の人なんですね。
あの大作家も
次に、超がつく有名人、村上春樹氏です。村上氏は翻訳家としても知られています。翻訳作品では、”The Cather in the Rye(別版の日本語タイトルは「ライ麦畑でつかまえて」)が有名です。英語のスピーチ映像を見ると、かなりの英語の使い手でもあります。彼もまた
とにかく読む
ことによって英語を身につけたと。そして、
読むことを避けてはどうにもならない
とも言っています。避けてはいけないのです。天才小学生も村上春樹氏もとにかく読んだ。そして英語を身につけた。私も、この方々には及ばないですが読みました。英語の論文を読まなければいけなかったのも、当時は嫌でしたが今は役に立っています。
洋書購読のコツ
どうやったらたくさんの英語を読み続けられるのか。それは簡単です。
- 簡単な本から始める。
- 楽しめる本から始める。
- 知っているジャンルから始める。
- 辞書は引かなくてもよい本から始める。
- 徐々にレベルを上げていく。
易しい英文からスタートすると、幼児扱いされているような気持ちになることがあります。でも、何ごとも最初はそうです。不満感はぐっと押さえて、先を見ましょう。レベルアップしていく自分を褒めながら、大人の英語に近づいて行くのです。
リスニングにも効果あり
また、読書はリスニング向上にも役立ちます。リスニングの訓練をするのは当然なんですが、四六時中聴いてばかりもいられません。それを補うのが「とにかく英語を読む」になります。読書によって知識の範囲が広がるのがポイント。語彙量が増え、慣れてくると、頭の中で発音するようにもなります。いずれ1分あたり160語くらいで読めるようになるでしょう。その速さで読めれば、リスニング力にも良い効果が期待できます。今信じられるかどうかではなく、実際にやってください。そうすればわかります。
読書にはデメリットがありません。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!