流れるようにが「ペラペラ」なのか

「◯◯さん、フランス語ペラペラなんだ、すごいなぁ!」なんて思うこと、ありますよね。耳にする機会が少ない言語を話している人を見るととても新鮮な驚きがあり、憧れたりします。ペラペラペラペラ、言いたいことを何でも話せているように見えますからね。

私がフランス語を使うと、周囲の人は驚きます。「すごい!」「それっぽい!」「フランス語みたいだ!」「ペラペラだ!」

実際は、私のフランス語なんてほんの数フレーズしか知りません。スペイン語でも、ドイツ語でも、中国語でも、挨拶表現と単語をいくつか知っているだけです。短期間の旅行ですら役に立ちませんよ。でも、その言葉をまったく知らない人が、私が話すのを見れば、それはそれはすごい才能の持ち主のように見えることでしょう。

でも、どうしてそう見えるんでしょうか。答えはとても簡単で、私が堂々と使っているからです。本当にただそれだけのことなんですよ。どんな外国語でも、堂々とした態度でいるだけで、何不自由なく使いこなしているように見せることができます。「ペラペラに見える」っていうのは、実はその程度のことなんです。

では、相手のネイティブスピーカーはどう思っているでしょうか。「ペラペラだね」と言ってくれます。たった5ワードしか知らない私のフランス語も褒められますよ。嬉しくなって、もっと勉強しようと思ってしまいます。私は、複雑な長い会話はムリですけど、

「もう一回言って」

「もっとゆっくり」

「これはフランス語で何て言うの?」

などを遠慮せずにたくさん聞くので、コミュニケーションは成立するんです。これはとても大事です。外国人の日本語でもそうじゃないですか?ボキャブラリーが少なくても、なまりのある日本語でも、コミュニケーションが成立すれば、「ずいぶん勉強したんだね。かっこいいよ!」と思いますよね。日本語ペラペラ判定しますよね。

ペラペラ(fluent)という言葉、淀みなく流れるような完璧さを思わせます。しかし、ネイティブ・レベル(native speaker’s fluency)のことではありません。気持ちを通じ合わせることが何よりも大事だからです。つっかえつっかえでも、ゆっくりでもいいので、単語の順番が多少違っても、言いたいことを堂々と言えたら、「話せます」と宣言していいんです。「ペラペラ」と呼んでいいんです。いちいち「少しだけどね」とか言わんでもよろしい。

日本の英語信仰には、ネイティブ並みに話せてこそペラペラであり、そうでなければ英語話者を名乗るべからず、というナゾの教義(doctrine)があります。日本人の英語への苦手意識がなくならないのは、このような思い込みが原因です。文法書を完璧に再現したような英語を話さなければダメな理由ってあるんでしょうか。日本人が考えるペラペラって、ずいぶん高いハードルを設定していますよね。

学校で習った知識をプライドの根拠にするのは、もうやめましょう。相手と笑って話せれば英語ペラペラ、それでいいんです。英検1級でなければ、ペラペラではないなんて誰が決めたんでしょう。英語は使ったもん勝ちです。

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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