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広告キャッチコピーは冷静に

英会話教材の広告を見ていると、いろいろなキャッチコピーがあって、それはそれは興味をそそられます。「へえ~、そうなんだあ~」と思いながら眺めてしまうことって多くないですか?ですが、広告とは売り込みですから、よほどのウソがない限りいろいろな表現が許されると思いますが、私にはかなりおおげさに思えるものが多いです。「聞き流すだけ」は有名ですが、「勉強しなくてもいい」「暗記不要」というのも主流ですね。それで商売成立ならおいしい話なので、私としても言ってみたいところ。

以下、大手さんが言っていても事実ではない事柄を挙げます。

本当?子どもは聞いて覚えるのだから大人も聞き流すだけ覚えられる

子どもが母語を耳で習得する能力は、8歳から9歳で消えます。臨界期(critical period)と言い、ある能力は一定の期間が過ぎれば消えるということが知られています。人間の第一言語(母語)習得能力は、おおむね8歳で消えるのです。大人が、対象言語を聞いているだけでマスターするというのは無理な話です。しかし、その代わり、大人には普段の生活や教育で培った論理能力が備わっているので、頭を整理しながら外国語を学ぶことができます。

本当?現地に行かないと習得はムリ

語学留学や語学研修で現地に行くと、ネイティブに囲まれますから有利ではあります。しかし、マスターできない人がいくらでもいるのも事実です。日本語であれ英語であれ、会話に積極的でない人はどこに行っても習得しません。英語は現地に行ったからといって自然に覚えられるものではありません。日本にいるよりも多少有利なだけです。

本当?ネイティブが生の英語を教えてくれるから上達が早い

かゆい所に手がとどく指導をしてくれるネイティブに、私は今まで会ったことがありません。あなたは日本にいる外国人に日本語を教えることができますか?助詞の「は」と「が」の区別を体系的に教えられますか?一般の日本人にはムリだと思います。それと同じで、英語ネイティブが英語を簡単に教えられると思ったら大間違い。

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日本人は大きく誤解しています。英語の参考書のイメージが強いのでしょう。「英語は文法がわかりやすい言語だから、英語ネイティブは英語を楽に教えられる」と思い込んでいるフシがあります。ネイティブの頭の中に参考書が入っているわけじゃあるまいし、ムリなんです。ネイティブスピーカーにとって、自分の言語の文法は無自覚なものです。それは何語であっても同じなんです。英語のネイティブだからといって、この英文が正しくてあの英文がダメな理由なんて、文法的・体系的に説明できるということはありません。「ダメだからダメ。よく使っているからOK」、その程度です。「教える」とは専門的に訓練された人が行う行為です。ただ「ネイティブが」と言っているだけの英会話スクールや中学・高校は要注意ですよ。他にも「英会話都市伝説」はありますが、このくらいにしておきます。

 

教材やスクールの謳い文句が何であれ、大事なことはひとつです。毎日欠かさずにきちんと練習する、それだけ。キャッチコピーを鵜呑みにすることなく、教材やスクールはきちんと活用することです。また、ネイティブスピーカーを神と崇めないことも重要です。

英語会話をマスターする最良の方法はあるのか

「いい方法」という質問が、目標達成までの期間を最短にという意味なら、良い先生を見つけるのが一番です。全幅の信頼をおける師匠、メンター(mentor)を見つけることができれば、それが一番の理想であり最高です。それが英語コーチ工藤 裕かどうかはわかりませんけどね(^^)

 

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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