最初は誰もが緊張します

英会話初級者は、緊張のせいもあって会話の全体像をつかむ余裕がありません。英語は「ダララララー」と流れるように途切れなく響きますが、それを一言一句逃してはいけないような気持ちになります。私も初級の頃はパニックを起こしたものです。

最初から全体を聴き取ろうなんて思わないことをおすすめします。音楽やスポーツと同じで、メインパートを楽しみましょう。完璧主義を捨て、細かいことは後から詰めていけば大丈夫です。

わかる箇所から攻めていく

全てを聞き取ろうとは思わずに、自分が聞き取れた部分を元に会話を進めるといいですよ。イメージは次の通りです。

“Yeah.  べらべらべらべらべらららら~.  Hey, here’s your drink.  べらべらべらべらべらららら~.”

このように、どこかは必ず聞き取れます。ここでは「飲み物どうぞ」が聞き取れたという想定です。”Thank you.”は言えますよね?その後に続けられそうな会話の例ですが、相手のグラスを指さしながら

What are you drinking?

(何飲んでるの?)

と聞いてみるのはどうでしょう。そんなに難しくないと思います。

初対面の人があなたの英語力をよく知らずにペラペラと話しかけてくることもあるでしょう。例えば、

“Hi!  べらべらべらべらべらららら~.  Nice to meet you.  My name is Bill.”

だったらどうでしょう。

Hi.  My name is Taro.

最低限、自分の名前を伝えることはできます。「べらべらべらべらべらららら~」を理由に逃げるのではなく、聞き取れる部分を優先して会話に挑む、緊張との闘いはあるでしょうが、楽しいプレッシャーでもあります。千里の道も一歩からですね。

立ち居振る舞いも大事

英語話者に会うたびに「私は英語ができません」と言うのは金輪際やめましょう。謙遜の文化を否定はしませんが、「英語ができない」と言うくらいなら「英語は少しできます」にして下さい。あなたの英語力はすぐに気付かれます。相手にとって重要なのは、人間としてのあなたです。言葉の上手い下手よりも、話して楽しい人なのかどうかが大事。英語ができないイコールだめ人間ではありません。人として対等で行きましょう。英語のできる・できないは、単なるスキルの問題なのですから。

堂々とした態度で、聞き取れる所を元にして会話を進めていく。会話の中から、今の自分が理解できるパーツを拾い出す、そういう意識で英会話に参加して下さいね。

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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