自分をイメージする
英会話を始める時、あなたは夢いっぱいになると思います。いや、なるはずです。あんなことやこんなことをネイティブスピーカー(母語話者)と一緒に和気あいあいと語る、そんな自分の姿をイメージすると思います。きっとします。イメージは大切です。「自分にはできる!」そう思って始めないと何事もうまくいかないですからね。
- 旅行先で現地の人と楽しく交流する自分の姿
- 留学先のキャンパスで世界中からの留学生と議論を重ねる自分の姿
- ハリウッドのオーディションで役になりきる自分の姿
- 生まれも育ちも言語も違う恋人と愛を語る自分の姿
- 世界大手の企業に就職して、ネイティブスピーカーの上司を議論でやりこめて企画を通す自分の姿
- 外資系企業の重役を前に堂々と英語でプレゼンし、契約を勝ち取る自分の姿
私の場合ですと、UCLAあたりの大講義室で世界各国の学生を前に熱弁をふるう姿などイメージしていたこともありました。ある時期の夢だったからです。
カギになるのはセルフイメージ
イメージは大切です。サイコ・サイバネティクス的にも有効だと言われていますし、世の中の成功者と言われている人たちの多くが、自分のなりたい姿をイメージしてから行動していたと言います。あなたが英語を話せるようになったら、どういう自分になりたいですか?自由に想像してみてください。リアルにイメージできるものが一番なりたい自分の将来の姿だと言われます。妄想とあなどることなかれ。妄想した通りの自分になれた人は、自分の人生に合格点を出せるんだと思います。
そこそこ現実的な夢とイメージを
ひとつ注意点があるとすれば、夢と目標はある程度現実的にしましょうということ。政治家の演説を英語で聞いても理解できなくてショックだと言う人がいます。その人に、日本語の翻訳を渡して、内容の理解を確認すると、そもそも日本語のレベルで政治の話を理解できていません。こういう点には気付いておく必要がありますね。英語で高度な内容を理解できるようになりたければ、英語以外で勉強するべきことがたくさんあるわけですから。「ノーベル賞取りたいから英語始めます」と言う人がいたら、「優先順位違うだろ」と突っ込みたくなりますよね。そういうことです。語学を優先し過ぎないことも大事です。
英語を使えるようになったその先に、どんな自分の姿をイメージしますか?そのために、英語以外で何に取り組んでいますか?
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!