シンプルに、シンプルに

英語を話す機会は突然やって来たりします。街中で道を聞かれるような場合ですね。「とにかく何か話さないと!」と思うあまり、単語だけを連発しませんでしたか?頭の中に浮かぶ日本語はけっこう複雑なのに、口から出てくるのは単語や単文だったりしませんでしたか?学校では複雑な構造の英文を習うのですが、いざ実践となったときに「単語だけ」「単文だけ」しか言えない事実に直面し、知識とのギャップにショックを受けるものです。

でも、それでいいんです。いえ、それがいいんです。英語で確実に自分の言いたいことを伝えるにはシンプルが一番、私は常にそう言っています。自分の英語も短く済ませていますよ。

最初のポイントは

長くない1文で話す

です。もうひとつのポイントは

文を2つ使う

です。単語だけを並べるよりは、長くない一文。1文よりは2文。

長くない1文とは、関係代名詞を使うような長い文を作ろうとしなくてもいいですよ、という意味です。長い文を言えればかっこいいですが、作文に時間がかかって相手を待たせると、会話がストップしてしまいます。短い文で会話を進めましょう。

文を2つとは、短い文を意識しつつ、最低でも一度に2文を言ってみようねという意味です。これを心がければ、シンプルな文を3つ、4つと重ねていけるようになります。

例で、日本語と英語を比べてみて下さい。シンプルな英語ですが、言いたいことはきちんと表せているのがわかりますね。

武道館に行くのはこの電車で合っていますか?

I want to go to Budokan.  Is this the right train?

港南台までバス停はあといくつですか?

I’d like to go to Konandai.  How many stops is it from here?

小樽行きの次の電車は何番線ですか?

I’d like to go to Otaru.  Which track is the next train?

1文は短く。そして最低2文あれば、だいたい言いたいことは言えてしまうものなんです。そして、脳内英作文の負担が軽くて済むのがメリットです。ぜひ実践してみて下さいね。

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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