「訳」と言うから悪い自己暗示がかかる

私は教員時代から、「訳(やく)」という言葉を使ったことがありません。問題集やら試験やらの設問で「和訳」と読み上げるくらいはしましたが。それでも自発的に「訳」と言ったことは一度もありません。我ながら徹底しております(^^)

英語の授業中に、「この英文を訳してごらん」と言う先生がいませんか?特に深い意味を込めての発言でないことはわかっていますが、私は意識的に避けました。

訳とは何か。翻訳ですね。元の言語の「意味」を汲み取り、自国語に置き換えることです。できあがる訳は、日本語として成立させますから日本語の語順になります。

 

これまで、伝統的な学校の授業は英文和訳が定番でした。しかし、英会話の目的を考えれば、きれいな日本語文を作れるかどうかは大した問題ではありません。試験に出題されるからできるようになっておきたいという側面はありますが、英語を「話せるように」なりたいのが第一目的なら、訳は不要です。「意味の理解」はもちろん必要ですが。当たり前ですね。

英語を話せるようになるためのアドバイスでは、誰もが「英語の語順で頭から理解していけ」と言いますよね。これも同じことで、「訳ではないよ」と言っているのです。同じメッセージです。例えば、

I love you all the better because you have faults.

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と言われて、「私は欠点があるからこそあなたを愛している」と日本語にすべて置き換えてから「あ~、なるほどね。そう言ったのか」と理解していたのでは時間がかかります。英会話の一文一文でこれをやっていたら、日が暮れるという話です。このような話は、理屈としては納得してもらえるんですが、一日の半分を過ごす学校で受けた指導というのは、なかなか頭から取り去りにくいもの。

私は自分の英会話レッスンで次のように質問します。

「この英語の意味わかる?」

「意味」という言葉で質問するのが私なりのこだわりです。翻訳は求めていません。例えば

My bag was stolen on the train yesterday.

学校の授業のクセがある受講生は「昨日電車で私のカバンが盗まれた」と答えますが、私が求めているのはそれではありません。

私のカバン/盗まれた/電車で/昨日

こう言ってもらえればいいんです。これが英語を文頭から理解していくという練習のとっかかりになります。これで苦労する人はいます。「私のカバン/盗まれた/電車で/昨日」まで言っても状況が頭に浮かばず、「昨日電車で・・・」と日本語語順にしないと、意味として頭に入らないと言います。いったん「和訳」しないと、と。脳が日本語状態というか、日本語が圧倒的優位なんですね。

でもだいじょうぶです。しばらくレッスンを続けていれば、「私のカバン/盗まれた・・・」の英語語順だけで、きちんと状況や意味を把握できるようになります。焦ってはダメですよということです。スポーツでも音楽でも、理屈がわかったからといってすぐに実践できるわけではありません。練習を積んでマスターしていきます。今は苦労している人も、できるようになると信じて練習を続けて下さい。「自信」は「自分を信じる」と書くんです。途中でやめないことです。最終的に、聞こえてきた英語は、聞こえ始めの頭から、英語の語順のまま理解できるようになります。

外国語の練習に「訳」」は不要です。あなたが把握すべきなのは意味です。一緒に練習しましょう。

 

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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