英会話上達と濡れて波打つ本の修復の意外な関係?
以前高校生を教えていた時、持ってくるテキストの厚さが2倍に膨れていました。カバンの中の水筒の蓋が開いてしまったため、本やノートがやられてしまったとのこと。飲み物をうっかりこぼしたり、大雨でカバンの中まで水浸しになったりなど、本やノートを濡らした経験は皆さんあるのではないでしょうか。乾いた後が泣けてきますよね。見事に膨れてしまいます。ページがめくりやすくなって良いという前向きな人もいますけど。
濡らした本の修復は可能・・・じっくりと
本のほぼ全体を濡らしてしまった後は、肥大化したままあきらめるしかないでしょうか。専門家によれば、あきらめる必要はなさそうです。シラキュース大学の図書館のビデオを紹介します。
すばらしい結果です。見事に修復できています。と同時に私たちは思います。
めんどくせえ
と。手間がかかるのです。というより、手間はかかるものなのですね。ビデオを見る限り、家庭ではできないような特別な手法はありません。誰にでもできそうな手順です。ただし、時間をかけて、ひたすらやさしく本に接してあげる必要がありますね。
英語・英会話もひたすら優しく、時間をかけて
やさしく時間をかける。これは英会話の練習も同じではないかと、我ながら「こじつけだよな、これ」と認めつつ、間違ってはいないので述べます。ある目標に向けて練習を重ねる時は、少なからずイライラが発生します。でも、時間はかかるものだということをこのビデオの事例から実感できれば、少しは気持ちが落ち着くかも知れません。
ポイントは「やさしく」。自分にやさしくです。そして時間をかけて自分の中に「英語の根」が張るのを待ちましょう。
ローマは一日にして成らず、濡れた本は一日にして修復ならず、英語は一日にして習得ならず、です。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!