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英文法の知識を固めようと思ったら

英会話の練習がある程度進んで上達を実感すると、「そろそろ文法の知識も固めようかな」と思う時期が訪れます。発音ができて会話のキャッチボールができるようになり、いい感じでネイティブと交流できて、「英語って楽しいなあ」という段階に来たら、もっと精度の高い言葉を話したいと思うようになるでしょう。

 

上を目指したくなるのは自然なことです。本来は、文法を意識するのはある程度話せるようになってからです。文法をきちんとおさえたくなる段階は、楽しみを覚えてから。子どものサッカーと同じです。最初はボールを蹴って、ゴールしてみて。細かいルールは後から覚えて使っています。

 

だんだんブロークン英語から離脱していくと、いつかは高校レベルの英文法を学ぶステージに入ります。ワクワクしますね。洋書を読んだり、英語でネットの情報に触れたりしたくなっている頃でしょう。フォーマルな英語もきちんと勉強したくなっています。これが適切なタイミングです。意欲と学習内容が一致しているからです。

文法書の説明をノートにまとめても意味がない

では、どうやって文法を学ぶかなんですが、あなたならどうしますか?学習参考書を買って、理屈をノートにまとめながら、1ページずつやりますか?そんなことをしたら、英語が嫌いになるかも知れません。英語で挫折した人のノートを見ると、学校の授業の板書みたいなメモがいっぱい書いてあります。そういうメモは実は学習記録に過ぎず、実践英会話では使えない知識なんです。サッカーのルールをノートにまとめても、プレーで活用しなければ意味がないのと一緒です。文法ルールはノートにまとめるのではなく、実際に英語を使いながら頭の中にインプットしなけければいけません。そのためには、読書と作文です。読書は英文慣れするために、作文は適切に表現する力を養うために行います。以下は、英作文を通じて文法力を養うポイントについてまとめます。

英作文で文法を鍛えよう

英作文をすると文法を意識する習慣が身に付きます。

  • 語順を意識して、
  • 冠詞は a なのか the なのか、
  • 動詞の活用を意識して、
  • 前置詞はどれだろう、
  • 接続詞はどれだろう、
  • 時制の一致はどうなるかな、etc.

と脳をフル回転させることができます。参考書のあの単元この単元が頭の中を行き交います。文法項目をひとつひとつ理解し、吸収できるのは英作文です。「仮定法は時制の一致の影響を受けない」などというような理屈をノートに書いていても無駄で、それを使って主体的に自分の言葉で書くことで定着していきます。慣れると、会話でも自然に使えるようになりますよ。英作文教材の私のオススメは、ロングセラーの大学受験向け教本。タイトルは、

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「和英標準問題精講」(旺文社)

難解に感じられますが、強くオススメしています。私がこの本に取り組んだのは大学に入ってから。本気で英語をマスターするぞと思った時期です。受験のプレッシャーがない状態でこの本に取り組んだら、あれよあれよという間に作文力が身につき、文法の知識が整理されました。

 

この本を使うとシンプルな1行の英訳から数行の英訳まで、徹底的に練習することができます。具体的には、

  • 課題文が与えられ、うんうん唸りながら英作文
  • 解説にある構文の説明、関連例文や語句解説を見て知識整理
  • 最後に、関連例文についてまた作文

自然に要領がつかめて英作文ができるようになりますよ。苦痛だった学校の授業が幻だったかのように英文法を理解できます。自分で作り、間違え、直すので「作品」はしっかり記憶に残ります

 

ロングセラー、古典です。この本は古くてダメと言う人もいます。でも、工藤 裕が言うのですから、この本の価値は間違いなく高い。古いと批判されるのは、堅くて古めかしい英文が出てくるからでしょう。しかし、私に言わせれば、何から何まで現代風の自然な英語である必要はありません。重要なのは、知識の整理整頓ができることなんです。私はこの本で紹介されている「古臭いと批判されている表現」をベースにして一年のイギリス生活を乗り切りました。英語が堅くて、丁寧すぎるとは言われました。しかし、そう言われるくらいきちんと通じたということでもあります。それに堅苦しい言い方をカジュアルに直すのは簡単ですから、問題にはなりません。ものは考えようです。

 

書店で手にとってみて、この本がご自分にはレベルが高そうだと感じるなら、

「基礎英作文問題精講」(旺文社)

というのもあります。構成は「和英標準」と大体同じですが、課題と例文がやさしめになっています。どちらの本を選ぶにせよ、時間がかけて全問取り組めば自信になることは間違いありません。課題は一日ひとつでいいので、毎日続けましょう。

 

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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