英語圏外の人たちと話してわかること

海外からお客さんを迎えて、街を案内したことはありますか?今そうしている自分を想像してみて下さい。案内しているのは、どこの国の人でしょうか。どんな顔ぶれが頭に浮かびますか?アメリカ人、イギリス人、オーストラリア人でしょうか。いわゆる白色人種? イメージとしてはそうかも知れません。それを否定はしませんが、現実はどうでしょう。インド人、中国人、スイス人、カンボジア人、エジプト人、イタリア人のこともあります。世界は広い。人種も言葉もさまざま。

一般的に、日本語を話さない外国のお客さんとは英語がメインになります。ネイティブスピーカー(母語話者)との会話では緊張するという人が多いですよね。でも、英語圏外の人たちと話すと、少しリラックスできるという経験はありませんか?ノンネイティブスピーカー(非母語話者)同士の会話は、お互いの英語がシンプルになる傾向があり、理解しやすいことが多いです。また、母語の訛りのある英語を話しますから「音の楽しみ」もあり、味わい深いことも多いです。

そんな英語圏外出身同士の会話ですが、しばらく一緒の時間を過ごすと、訛りが気にならなくなります。この時、あなたは発音ではなく、話し手の気持ち・会話内容に集中している状態になっているんですね。「英会話」から一歩先に進んで、心の通ったコミュニケーションに至った瞬間です。英会話ではなく「会話」になっているんです。こういう経験がまだなければ、ぜひ味わってほしいです。

とは言え、発音があまりにも英語の基本からかけ離れていると、理解してもらえないのは事実です。ネイティブに間違われるほどの発音を身につける必要はないですが、開き直りが激しすぎても困りもの。最低限の基礎発音は練習しましょう。そうすればスムーズに相手に伝わりますし、言える音は聞き取れますから、相手の話もわかりやすくなります。

昔から「発音なんて気にしないで話せばいい」と言われています。ネイティブのように話す必要はないという意味だと理解して下さい。それぞれのお国訛り(自分の日本語訛りも含めて)を楽しむ心の余裕を持てるといいですね。

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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