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率直と毒舌は別物

英会話がある程度上達すると、コミュニケーション上の勘違いが生じることがあります。これで失敗する人がいますので、このブログの賢明な読者であるあなたには注意していただきたいのです。

 

英語を習うと、欧米人の性格が話題になりますよね。学校でも本でもスクールでも、必ず教えてくれる話です。それは、「欧米人は自分の意見をはっきり言うことを美徳とする」というもの。日本人は授業中などに手を挙げたがらないし、発言するのを嫌がります。教師に当てられるのを嫌います。社会に出れば、会議では意見の対立を避けたがる傾向があります。近年、変化が見られると思いますが、あくまでもこれまでの傾向、一般論です、念の為。

 

それに対して、欧米人は人前での発言を恥ずかしいと思いません。興味・関心があれば積極的に挙手しますし、議論の場では意見の違いはあって当たり前という前提で、自分の考えを主体的に発します。教育文化の違いもあって、低学年からディベートが取り入れられていますから、相手の意見を聴き、自分の意見を提示することに慣れています。そういう背景があるので、交渉術も向上していくのでしょうね。とりあえず、言いたいことは言う人たちなわけで、日本では「向こうはそういう文化だ」と習うわけです。

 

ここで勘違いが多数発生します。

「さすがだ。日本にいると言いたいことも満足に言えなくて、息が詰まる。率直こそが美徳だ。何でも好きに言っていいんだ。」

そこそこ英語ができる人、しばらくアメリカあたりで生活してきた人って、ズバズバ物を言う印象がありませんか?たまにムッときますよね。そう、ムッとさせる人がいるんです。そのムッとさせる人は、向こうで円滑な意思疎通をできていたのでしょうか。少し疑問な私です。

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アメリカだからズバズバ言うのが良いというわけではありません。勘違いの原因はシンプルです。「何を言っても許される」と思ってしまうんですね。

言葉は選ばなくてはいけない

年功序列でもなく、フランクに話せるのが欧米の気楽なところですが、礼儀を欠いてよいという話ではありません。おわかりですね。勘違いの人に見られる言動、それは

頭に浮かんだセリフをそのまま言ってしまう

というものです。これをやると率直ではなくマナー違反になります。至極当然の話なんですが、英会話になると人が変わったかのように失礼を連発する人がいるのは事実です。心がけとしては、浮かんだセリフは一度か二度、頭の中で言い換えることです。頭に浮かんだ言葉がマナーとして適切なのかを考えましょう。率直が許されるのは、引っ込み思案にならずに自分の意思を表明する態度であって、セリフではありません。失礼になっても構わないからとにかく話せと教える人間はいません。白状しますが、私もその勘違い野郎でした。言葉は選びましょうね。

 

日本の外に出ても、立ち居振る舞いは日本人のままでOKだと私は思っています。異論はあるかも知れませんが、日本人は多くの国の人たちから礼儀正しいと考えられていますしね。要するに、

礼節をわきまえて自分の考えを主張すれば、あなたは愛される

というだけのこと。繰り返しますが、浮かんだセリフをそのまま言っても率直ではありません。自分の見解は国際的なマナーの中で表明してくださいね。

 

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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