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単語の使い分けができるかできないか

canとdo

canは「能力・可能」を表す語ですが、日本語の「~できる」とは少し使い方に違いがあります。例えば、

「スシは食べられますか?」

と聞きたいとき

Can you eat sushi?

とは言いません。通じますが、相手によってはムッとされてしまう可能性があります。

Do you eat sushi?

と言いましょう。canを使うと「あなたはスシを食べる能力をお持ちですか?」という解釈になります。ですから、ここではdoを使って「食べる?」と聞くくらいが自然になるんです。同じような話でもっとよくあるのが

「日本語、話せますか?」

Can you speak Japanese?

と言いがちです。通じますよ。通じますけど、ちょっと失礼なんです。上の説明と同じです。ですから、

Do you speak Japanese?

と言うようにしましょう。

「金よこせ」でも許された話

このブログは「まずは通じること」「誠意は態度で」を基本モットーに話を進めています。間違えてもいいので、覚えたことを使って、どんどん話してください。上で説明しておいて言うのもなんですが、あなたがきちんとした態度で話しさえすれば、英文に不備があったとしても理解してもらえます。もちろん、知識として覚え、いずれは使い分けられるようになるのが理想的ですけどね。

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最後に、これこそが英会話だという微笑ましいエピソードを紹介して締めくくりますね。読んで自信をつけてください

 

東日本大震災から数週間後、各地で本格的に募金活動が行われるようになりました。私が当時勤務していた学校も例外ではありません。授業後の休憩時間になると、生徒たちが募金箱を手に続々と職員室に入ってきます。

中学1年生の女子がふたり、カナダ人教諭の元へやって来ました。何やらごそごそと相談するように話した後、そのふたりは大きな声で

I want your money!

と言ったんです。これを言われたその先生は、無言で財布からお札を一枚取り出し、渡しました。

これが英会話であり、コミュニケーションだと思うんです。ぶっきらぼうな英語ですよね。アクション映画なら悪役のセリフです。けれども、誰もが状況を理解している中で、この”I want your money.” は本物の英語だったんです。ふたりの生徒は自分たちの使い慣れない、限られた知識の中で精一杯の英語を生み出し、本物を得たんです。

「募金って英語で何て言うの?」と悩むのではなく、「お金って言えばいいんじゃない?」と考え、知っている単語だけで文を作り勝負に出たふたり。私は本質を彼女たちから教わったのでありました。

 

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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