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「背伸び受検」はあなたのためにならない

「英検とTOEIC、どちらを優先的に考えたらいいでしょうか」という質問を受けることがあります。世の中的にはTOEIC崇拝が進んでいますが、それを鵜呑みにしてはいけません。英語力測定には英検もおすすめです。英検はTOEICのようにビジネス寄りではありませんし、3級から面接があります。2017年からは3級以上で英作文が課されるようになりました。この意味で、英検のほうが総合力判断をしやすいのです。

 

TOEICは、集中力の維持が大変です。以前はもう少し時間的に余裕のある試験でしたが、どうやら瞬発力を重視する方向に転じたようです。文法やリーディングの対策ができている人でも、脳が日本語のままの人は大学受験脳なので、頭の中で英文和訳をしたりなど、解答に時間がかかり、時間内に終わることができません。その結果点数が伸びないのです。英検とTOEICでは、測定するポイントが違うのです。TOEICは即答力が求められますから、スピード訓練も別途必要なんですね。

 

TOEICであれ英検であれ、就職や推薦入試でのプラスアルファ情報にするためなら、それはそれでいいと思います。しかし、純粋に英語の運用能力診断を考えているのなら、最初は英検をオススメします。

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テストの受け方ですが、自分の英会話力を知ることが目的なら、「受けたい級(実力より上の級)」ではなく「受かる級」を受検して下さい。そうでないと、合格しても、実力を反映した級とは呼べないからです。背伸びしてゲットした級は、そのレベルに見合う英語を使えない自分が虚しくなってしまいます。受けたい級(実力より上の級)を受ける、これを私は勝手に背伸び受検と呼んでいます。これは、証書を自慢することはできても、自分の実力は伴っていないものなのです。そもそも、背伸び受検は入試と同じで、テストが終わると勉強した内容を忘れます。知識の詰め込みで挑むからです。ですので、英検で3級が難しいと思うのなら、4級や5級を受けるべきなのです。

 

あなたの実力は合格級と次の級の間です。例えば、4級合格なら、あなたの実力は4級以上です。一方、背伸び受検で合格した4級なら、あなたの実力は4級未満なのです。背伸び受検のメリットは、履歴書や入試の志望理由書で光るということです。しかし、デメリットもありまして、よく聞く「いえ、受かっただけです」というもの(ただの謙遜ならいいのですが)。合否を出す試験ではないTOEICでも、同じことが当てはまります。

 

私が主張する受検方法なら、堂々と「2級です」「準1級です」と名乗ることができますし、ぜひ名乗ってください。その級が想定している英語運用能力を実際に持っていて、発揮できるのですから。堂々とアピールして下さい。

 

参考になれば幸いです。

 

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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