英会話が上達する人は聞くのがうまい

「傾聴」という言葉をよく耳にするようになりました。「こういう人は嫌われる」というトピックでは、「自分のことばかり話したがる人」が上位にランキングされています。これを英会話に当てはめて考えてみようと思います。

語学が上達しやすい人というのは確かにいて、「どうやったらそんなにサクサク覚えられるの?」と羨ましくなります。いろいろな要因があると思いますが、ひとつ言えることは聞き上手だということです。

聞き上手の人からは、焦っている様子が感じられません。多くの人は「英語を話さなくちゃ」と頭がいっぱいになると思います。私もそうです。こうなると、話そう話そうと思うがあまり、相手の話を聞かなくなります。次に何を言うかだけが気になって余裕を失うんです。これがよくある焦りですが、聞き上手の人にはそれを感じないのです。

うなずき上手とは違う

上達が早い人は、聞き上手なのですが、「うなずき上手」とは違います。聞き上手とは、相手の話を聞いた上で、次の話にスムーズにつなげることができる人のことなんです。質問や気の利いたジョークは、相手の話を聞けているからできることなんです。話を聞く余裕があるから、自分も適切に話せるということですね。

上達が実感できないと感じたら

英語の知識が増えても、会話がなかなかうまくいかないと思ったら、相手の話を聞くことに集中してみましょう。次に、相手の言ったことに対して、何か言葉を返してみましょう。質問がお勧めです。”I went to Tokyo last week.”(先週東京に行ったんです)と言われたとしましょう。そうしたら、”Oh, really?  What did you do there?”(本当に?何したの?)などです。英語に不慣れなら”Why?”でもいいですよ。”Uh-huh.”で終わらせてしまったら、相手は良い気分ではないでしょうから、会話を続けるためのひと言を言うわけです。

目も大事

相手の目を見て会話することも重要です。目を見て話せば、相手の合図に気付けます。「次話すの、あなたの番だよ」と感じることができますよ。相手の目を見ながら、発言にしっかり耳を傾け、タイミング良く質問などを投げかけましょう。そうして会話慣れするにつれ、自分の意見をどんどん言えるようになっていきます。

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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