英会話スクールを検討中ですか?
超大手の英会話スクールはバンバン広告を打っていますが、利用者の声は手厳しいものがあります。ネットだけでなく、知人の話を聞いていても、「ハズレ」「当たり」という言葉が頻繁に出てきます。
独学で英語は厳しいだろうと感じている人は、教室という場所を確保してモチベーションを高めたくなると思います。しかし、通い始めても、自分が思い描いていた授業ではなく、不満を抱えながらレッスンを受け続けることもあります。そうすると、満足の行く結果を出せないことになりますね。
英会話で挫折する人は情に流される
不満があるのに通い続けるのは健全ではありません。それは情に流されている状態です。どういう情かと言うと、「せっかく入学したから」「すでにお金を払い込んでしまったから」というものです。仕方なく通うという情に流されているんですね。こうならないためには、どうしたらいいのでしょうか。
正しいスクール選び
スクール選びを正解にするには、
自分が何をしたいのか、どんなスキルが必要なのか
をしっかり検討することです。英会話のきっかけは、小さな出来事であることが多いものです。「話せるようになりたい」と。広告イメージように、ネイティブ・スピーカー(母語話者)に囲まれて談笑している姿をイメージしますね。私もそうでした。きっかけはそれでいいのですが、いざやると決めたら必要になるのが
目標設定
です。目標が壮大である必要はありません。旅行一週間を楽しめる会話力という目標でもよいのです。ただ「話したい」だけでは漠然としているので、自分が何をしたいのかを考えると、それが目標になります。その目標達成のためにどんなスキルが必要になるのかを考えましょう。中学校レベルの文法をしっかり頭に叩き込む、会話練習に特化する、いろいろ見えてくるでしょう。スクールや教材選びを開始するのはそこからです。そうすれば、自然に
目標達成に必要なことを教えてくれる先生(教材)を探そう!
と意識的になりますよ。
英会話の目的が海外旅行だとします。一年後の旅行で、現地の人との交流を楽しむことが目標だとしましょう。これだけだと、書店の教材程度の英会話レッスンになる可能性があります。お金のムダですよね。そこで、旅行のプランを絞り込みましょう。
【例】シドニー、2週間、シーフードとパブ巡り、動物に触れ合う時間も。
こう設定すると、求める講師が見えてきます。
- オーストラリア人
- シドニーか近郊の出身
- 現地の飲食店に詳しい
- 現地の動物や動物園の事情にも精通
これは例ですが、こういう講師に習いたいと伝えればいいのです。
ビジネス英語なら、業種と職種を明示してください。漠然とビジネス英語と言ってしまうと、当たり障りのないレッスンになる怖れがあります。ネイティブ講師にはビジネスで学位を取っている人がいます。次のような
- MBAを取得したい
- マーケティングが専門だ
- 英文会計を学びたい
などの目標を伝えると、対応できる人材を担当にしてくれる可能性が出てきます。明確な目標と熱意を伝えれば、スクール側もできるだけ要望に応えようと努力してくれます。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!