留学しないと無理?
英会話と留学は相思相愛の関係のように言われます。日本語を使えない環境に身を置いて、現地の人たちの生活に溶け込まないと英語は話せるようにならないという意見が多いですね。しかし、「留学しないと英語は話せるようにならない」というのは勘違い、思い込みです。留学の意味を考え、頭を整理するのが良いでしょう。
2種類の「留学」
留学には大きく2つあります。「語学留学」と教育機関の卒業を目指す「正規留学」です。
「英会話、マスターしたいよね」という話題で留学という言葉が出てきたら、それは間違いなく語学留学です。ホームステイをしながら英語コースに通うものですね。
確実に英会話力が伸びるのはどちらだと思いますか?正規留学です。語学留学がダメと言うのではなく、どちらがより必死になるかという意味で、です。
留学とは本来は正規留学を指し、学位を取る学びを海外で行うことです。合格不合格のプロセスを経て入学しますから、必死になります。専門的な話を理解し、自分でも話さなければなりません。
留学で成果を出す人・出せない人
留学にはタイミングが大事です。特に勉強も練習もしていない人が「行けばどうにかなる」と思ってもまず無理です。自分で勉強を続けた人が準備を整えて現地に飛び込むのなら、どちらの種類の留学でも成果が出ます。目標を達成することでしょう。目的があり、目標があり、留学する理由があるからです。
「友だちが行っているから」というノリは留学ではありません。ただの渡航です。バブル経済の頃はそういう人が非常に多かったです。
結局、留学ってどうなの?
英会話をマスターするには留学しないとだめなのかという話ですが、留学しようがしまいが、きちんと練習している人は、ちゃんとできるようになります。テレビ、ラジオ、動画サイトだけで勉強して、ネイティブ・スピーカー(母語話者)のようになる人もいます。留学してもまるでダメな人もいます。
当たり前の話なのです。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!