「間違い」「わからない」をどうしていますか?

このブログをお読みのあなたは、これまでどのような英語試験を受けたでしょうか。定期試験、模擬試験、センター試験、英検、TOEIC、TOEFL、どれかひとつは経験していますよね。「試験どうだった?」と聞いたり聞かれたりしたのでは?うまく行った、ヤマが当たった、捨てたなど言っていたと思います。実は、こういうやり取りで英会話が上達するタイプなのか、上達に時間がかかるタイプなのか、挫折するタイプなのか、予想がつくことがあります。

伸びる人はわかるわからないを覚えている

上達が早い人は、テスト問題のことをよく覚えています。

  • ◯◯◯という単語の問題が出たがわからなかった
  • ◯◯◯という語法の問題は自信がない

というように、このタイプの人はできなかった問題をよく覚えているのです。さらに、

  • 設問1は8割は取れたと思う
  • 設問7は長文が難しかったので半分くらい

と、できた実感のある場所も把握しています。試験問題のどこがわからなかったか、どこがよくできたのかを覚えていて、振り返りができる人は伸びが違います。こういう人は、自分の解ける解けないを頭の中で記録できているんです。この「記録」という感覚がポイントです。

伸びない人は放置する

伸びないタイプはどういう人かですが、かつての私です。私は自己分析から逃げるタイプでした。終わったテストの振り返りはしたことがありません。試験の様子を聞かれても漠然としているのです。このタイプは、ほぼ間違いなく伸びません。そして私は実際に伸びませんでした。しかし、自らの意志で本気で勉強した時は、自己分析をするようになり、確かに伸びたのです。

財産を作ろう

今伸び悩んでいる人はどうすればいいでしょうか。間違いを保存すればいいんです。長い目で見れば、テストが解けない・わからないというのはそんなに大きな問題ではありません。わからなかった問題を覚えておかない方が後々大きな問題になります。解けなかった問題は「財産」だと心得ましょう。「わからない・解けない・間違えた」は保存して下さい。間違い箇所を消すなど論外。間違いの履歴を残しましょう。そうすれば、後で似たような問題を解いて間違えた時、残された記録を見て「同じことをまたやらかした!」と反省できます。苦手なポイントを実感する助けにもなります。記録も記憶もない状態と比べたら、はるかに学びの効果があるというものです。

間違いの記録を残しましょう。そうすれば、後の知識の定着に必ず役に立ちます。人は失敗から一番学ぶのですから。

間違いはあなたの財産です。

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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