「英会話、どうやったら話せますか?」への答え
「英語を話せるようになりたい」と言った直後に「けど」と続ける人を見かけます。「話せるようになりたいけど、やらない(やれない)」となってしまうんですよね。
「やらない(やれない)理由」は挙げ始めるとキリがないのかも知れません。理由の上位に上がるのは「時間がない」というもの。他には、眠気、疲労、金欠などもあるかと思います。あと、代表的なものは「モチベーションが続かない」ですね。非常に多いです。
モチベーション…
「モチベーションを上げるにはどうしたらいいですか」と聞かることがあります。私もこの質問をしたことが何度もありますから、気持ちはわかります。多くの人が抱える悩みでしょう。しかし、私はある時、気付いたんです。
「行動はモチベーションを上げてからするのではない」
「行動するからモチベーションが上がるのだ」
すでにあちこちで言われていることなので、世界初の気付きではないですが、私には大きな自覚でした。勉強に限らず、どんな作業でも、習慣化するための方法はひとつですね。
やる気があろうとなかろうと、必ず決まった時間に行動する
これを完璧にこなせているわけではありませんが、日々前進していると感じます。モチベーションとは、上がるのを待つのではなく、行動することによって上げるものなんです。横文字でかっこいい言い方をしていますが、「やる気」です。やる気が出てから作業をするという発想だと、日常生活のほとんどのことは手付かずで終わります。片付けやゴミ捨てにやる気を求めたら誰もやりません。嫌でもやります。そう、
嫌でもやる
のです。ラジオ講座を15分聴く、英単語を10語覚えるなど、何かやることが大事なんですね。どこかで読んだのですが、具体的な行動が難しいと感じる場合は「動作だけ」でもいいそうです。教材を眼の前に用意してから、目を閉じて深呼吸するというのでもいいそうですよ。要は、取り組みに対する心理的なハードルを下げることが大事であるとのこと。楽器の練習でやる気が出ない時は触るだけでもいいそうです。楽器ケースのふたを開けるだけでもいいと聞いたことがあります。些細な行動でもいいから、動きなさいと。それすらやらないでいると、本当に何もしなくなってしまうんですね。小さな行動が挫折を防止してくれるんです。
英会話の練習でするべき行動
英語でどうしてもやる気がないなら、テキストを開いて5分だけ眺めるというのもいいですね。私の経験では、眺めていたらおもしろいコラムがあって、それを読んでいたら気持ちが上向いたことがあります。小さな動作のおかげです。
もうひとつ提案ですが、片付け過ぎないこと。私は22歳くらいまでは病的な片付け魔でした。でも、出しっぱなしの物があると、次回の動作はスタートが早くなります。次の日の朝に使うものは、寝る前に用意して出しておけばよいですよね。
結論
「どうやったら英語を話せるようになりますか」への答えは、もうおわかりですね。どんな小さなことでもいいから行動することです。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!