充実感だけでなくお得感もあるのが英会話
英語ができるとどれだけ得があるのか、判断は人それぞれですが、やはりメリットは大きいと思います。国際交流やビジネスなどの大きな話をイメージする必要はなく、旅先での思い出作りひとつ取っても、言葉ができるとできないとでは大きな差が生まれると思います。
旅行英会話の場合、現地の人たちとの交流をイメージすると思いますが、それだけではありません。海外旅行の準備では、手っ取り早く旅行代理店のツアーに申し込むことが多いと思います。私は旅行会社ではツアーのオプションを付けませんでした。移動と宿泊だけを頼んで、後は現地で行き当たりばったりにしたんです。実は、これが重要ポイントかと思います。これで何がお得になるかという話です。
知人の話ですが、ドバイに行ったそうです。そこでは、砂漠を4WDで爆走するツアーがあるんだそうです。楽しそうですね。ところが、その人は参加してがっかりしたと言うんです。運転が安全第一で迫力に欠けていたからというのが理由です。別の人は、同じツアーにとても満足したと話していたんだそうです。この差はどこから来ているのでしょうか。
話を聞いてわかりましたが、実は、どこで申し込んだかが差を生んだんです。つまらないと答えた知人は、日本の旅行代理店であらかじめ予約をしています。満足したという人は、現地で申し込みをしていました。この人は、ガイドブックなどを参考にして自分で申し込みました。日本語は通じないし、アラビア語はできないので英語を使います。これでまず最初にどんな得があったのでしょうか。答えは簡単です。
安い。
ホテルからの送迎、4WDツアー、ディナーなどを付けても5,000円で済んだようです。4WDは迫力満点。車が横転するのではないかと心配したほどだそうです。では、同じものに日本で申し込むとどうなるかという話になりますが、値段は2倍はするでしょう。それで同じ内容ならいいですが、旅行会社としてはお客様に万が一のことがあってはならないという考えになります。結果的に、安全第一にしてくれという要望が現地に伝えられてしまい、迫力を求める人にとってはおとなしいイベントになってしまうこともあるわけです。
いかがでしょうか。安く済んで楽しめる。少し英語の練習をするだけでも旅の内容が変わるという好例だと思います。
ホテルなどのインフォメーションカウンターには日替わりツアーの情報もありますし、日本で事前に把握しきれないイベントもたくさんあります。カウンターで申し込む、電話して申し込むなど、ちょっと事務的なことにも英語でチャレンジしてみる。それも旅の楽しみだと思います。
覚えた英語で「得」をする。いいと思いませんか?
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!