Defence-Imagery / Pixabay

揚力

いい話を聞いたのでシェアします。「逆風」「向かい風」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?困難、苦難、逆境でしょうか。何となくネガティブな印象を持ちませんか?

 

空母というのがあります。航空母艦の略称で、戦闘機を載せられる巨大な船のことです。船上での航空機の離発着が可能になっています。映像で見るとすごい迫力で、メカ好きにはたまらない魅力です。さて、空母が持つ利点とは何か。とある物理の先生からこんな質問が出されたそうです。いろんな工夫が施されている空母ですが、その利点とは何か。

 

ジェット機が離陸するためには、2000メートル近い滑走路が必要だそうです。しかし、空母には200メートル程の滑走路しかありません。その距離不足を補うために、カタパルト(射出機)という装置で一気に離陸させます。まず、甲板の滑走路上に設置されたカタパルトの上に戦闘機が乗ります。カタパルトは勢い良く戦闘機を引っ張って、なんとたった2秒ほどで離陸に必要な速度まで持っていくそうです。そして戦闘機はビュンと空に舞い上がります。

 

「空母の利点とは何か」という質問をした先生、空母の特徴が他にあることに気付きますかと言いたかったようです。要するに、空母だからこそできることを述べよということですね。それは、

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艦首を風上に向けて航行し、風上(艦首)に向けて戦闘機を離陸させること

なんです。当たり前ですが、地上の空港にこれはできません。動ける船だからできること。では、なぜ向かい風に向けて航行させるのでしょうか。

 

ふつうに考えれば、追い風を受けたほうが、船も戦闘機も速度が増しそうなイメージを受けます。ところが実際は、飛行機は向かい風を必要とするんだそうです。物理で言う「揚力」なんですね。向かい風を翼で受けると発生するのが揚力と呼ばれる力。機体を上に持ち上げようとする力のことで、航空機は揚力で飛びます。向かい風が強いほど離陸しやすくなるそうです。手軽に人間が飛べるのが、パラグライダー。これも向かい風を感じた時にジャンプして飛び立つそうです。

 

向かい風、逆風。物事がうまく行かない時、逆風の状況はつらいです。つらいですが、この話の流れで考えると、揚力が働いて自分自身が空に舞い上がる機会になると思えてきます。逆風による揚力のおかげで、大きく飛躍できるじゃないかと。

 

目的地にたどり着くまでの途中経過は、希望に満ちた旅にしたいと思いませんか?「逆境」という言葉を「逆風」に置き換えたら「揚力」の話になりました。

 

向かい風も悪くないなあと感じた次第です。

 

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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