■dead end
妥協と挫折の人生だと愚痴をこぼすことってないですか?あるいは周囲にそのような人はいますか?人生全体について悲観するほどではなくても、何かであきらめてしまったり、妥協してしまったりは誰にでも起こりますよね。財政的な理由で購入をあきらめてしまった欲しい物、続かなかった習い事などなど。
権威ある賞の受賞者や各分野で成功した人の話を聞くと、その多くが「成功の秘訣はあきらめないことだ」と言います。言葉にすると簡単ですが、あきらめないのは難しいですよね。あきらめた方がいい場合もあるから余計難しいのです。
成功した人たちは、例外はあるかも知れませんが、多くの試練に直面していますよね。ドキュメンタリーの中盤で描かれますな。トラブルが生じて、にっちもさっちもいかなくなります。「行き詰まり」です。英語では
dead end
と言います。dead(死んだ)とあるので物騒な感じがありますが、道の「行き止まり、袋小路」のこと。道路標識にも書かれている語句です。そこから先に進むことができないので、作業などの行き詰まりにも比喩的に使われます。日本語でも同様の言い方をするので、わかりやすいですね。
dead endは場所を表わす言葉ですので、comeやreachなどの動詞、atなどの前置詞とともに使われます。例文を参考にしてくださいね。
dead endに来てしまったらどうすればいいでしょう。そこが壁ならよじ登って向こうに行くと先が見えるかも知れません。それが無理ならもと来た道を戻ってから、改めて別の道を進めばよいかも知れません。それが「あきらめない」ということなのでしょう。成功が約束されるわけではないですが、少なくとも成功者はこれをやったからこそ結果を出せたのでしょう。
~今日のフレーズ~
dead end 行き止まり、行き詰まり、袋小路
■例文
(1) The police investigation came to a dead end eventually.
(最終的に警察による捜査は行き詰まってしまった。)
(2) If you are at a dead end in your research, why don’t you turn around and try a different route.
(リサーチで行き詰まっているなら、方向転換して別の道を試してみたらどう?)
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!