■swollen

長時間座りっぱなしは健康に良くないというのは直感的にわかりますが、日本人の事務系労働者は、医学的に見ても座っている時間が長過ぎなのだそうです。長時間座ることによる健康への影響はいろいろあると思いますが、すぐにわかる症状は腫れやむくみですね。

英語で「腫れ」や「むくみ」はどう表すかというと、一般的には形容詞の

swollen

が使われます。もともとは動詞swell(むくむ、腫れ上がる)の過去分詞ですが、形容詞的に使われているものです。「自分の目が腫れている」はMy eyes are swollen.と言い、「腫れた目」はswollen eyesと言います。名詞形はswellingで、「腫れ」です。The swelling has gone.(腫れが引いた)のように使います。

ところで、「腫れている」と「むくんでいる」は意味合いが異なりますが、区別しないで使うこともありますよね。これは英語でも同じです。辞書では、swollenは主にケガや病気が原因での腫れと定義しています。でも、例えば起床直後の顔のむくみなどをswollenと言わないわけではありません。普段の会話で使われています。ただ、bloatedを使っても表せます。bloatedは主に「水分やガスを原因とした腫れ」のことです。もし「水分やガス」に大げさな感じを受けるのであれば、puffyでもいいでしょう。音の感じが軽く、インフォーマルな言い方になります。

語尾-enの発音

最後に、swollenの発音について。語尾のつづりが-enとなっていますが、ここは「エン」とせず、「ウン」と言う方が自然です。ローマ字発想があって「スウォレン」と言う人が多いですが、「スウォルン」が原音に近いのです。実は他の単語で感覚的に知っていることなのです。brokenです。「ブローケン」と覚えた人はまずいないはず。「ブロークン」と覚えたはずです。この語尾の音の感覚を意識すれば、swollenは「スウォルン」、fallenは「フォールン」、pollen (花粉) は「ポルン」のような発音になることがわかってもらえると思います。語尾が-enで終わる語はだいたいこの音です。

swollen legsを防ぐため、仕事や勉強で座っている時間が長くなりがちな時は、20分おきに立って少し歩く習慣を身につけましょう。

~今日のフレーズ~

swollen 腫れて、むくんで

■例文

(1) Mary’s eyes were swollen with crying.

(メアリーは目を泣き腫らしていた。)

(2) I sprained my ankle yesterday, and it looks a little swollen now.

(昨日足首をひねったんだけど、今少し腫れてるみたいだ。)

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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