be bound to V …する運命にある、必ず…する | 英語コーチ工藤裕（オンライン個別指導）

■be bound to V

bindの受身形はこんな意味でも使われます。

■今日のフレーズ

be bound to V

…する運命にある、必ず…する

■例文

(1) We’re bound to fail unless we acknowledge our mistakes.

(間違いを認めない限り、私たちは失敗する運命にある)

(2) Mayor Smith wants to cut down all our forests. He’s bound to lose the election next year.

(スミス市長は私たちの森林をすべて伐採したいとのことだ。彼は来年の選挙で必ず落選するよ)

■解説・コメント

be bound to Vは「必ず…する」「…する運命にある」という意味です。be boundの形から想像できると思いますが、動詞bindの受身形です。bindには「縛る」「制限する」という意味があるので、このフレーズは「…するよう縛られている・制限されている」と直訳できますね。何かをする義務や運命に縛られているというニュアンスになります。

be bound to Vは主に話し言葉で使われ、書き言葉ではbe certain to VやIt is inevitable that SVの形で表すのが通例です。

実際の使用例を見てみると、本意ではないことや仕方ないことなどネガティブな雰囲気で使われることが多い印象ですが、I’m bound to love her.のようなポジティブな言い方もありますし、また、「…することが多い」「そういうものだ」くらいの軽めの意味で使われることもあります。

ひとまず、上の例文のような使い方を基本として覚え、会話や映画のセリフなどからどういう雰囲気で使えばいいかを学んでいきましょう。