
■営業時間の尋ね方
店舗や施設の営業時間を尋ねる表現はいろいろあります。
■今日の英語フレーズ
(1) What time do you open/close?
(直訳:何時に開き/閉まりますか?)
開店/閉店の時刻に焦点を当てる言い方です。文法的にも基本的でシンプルな表現です。
(2) When do you open/close?
(直訳:いつ開き/閉まりますか?)
what timeの代わりにwhenを用いたもので、これもシンプルで言いやすいですね。
(3) How late are you open?
(直訳:どのくらい遅く開いていますか?)
(4) How late do you stay open?
(直訳:どのくらい遅く開いた状態でいますか?)
how lateは「どのくらい遅く」と営業時間の「程度」を聞く言い回しです。日本語の感覚には合わない印象を持ちますが、英語では自然で一般的な聞き方です。
(5) Until what time are you open? / What time are you open until?
(直訳:何時まで開いていますか?)
何時までopenの状態が続いているのかという言い回しです。閉店時間をピンポイントで確認したい場面で使います。
主にお店・飲食店向け
(6) When are you open?
(直訳:いつ開いていますか?)
和訳から受ける印象とは異なり、これも営業時間を尋ねる時の自然な表現です。
(7) What are your hours?
(営業時間は何時から何時までですか?)
「営業時間」はhoursと複数形を用います。What are your hours?は頻出の定番表現です。
主に企業・オフィス向け
(8) What are your business hours?
(営業時間は何時から何時までですか?)
business hoursを用いるとビジネス色が加わり、企業やオフィスなどに適しています。
📝英語では「何時から何時までですか?」とは言わない
日本語では「何時から何時までですか?」と、開始と終了を一度に問うのが自然ですが、英語では開始と終了を別々に聞く、またはhoursでまとめて聞くのが一般的です。そのため、日本語の感覚で、From what time to what time are you open?と言うと、文法的には可能ですが、ネイティブはほぼ使わない「不自然な」言い回しとなります。自然な英語では次のどちらかを選びます:
時間帯全体を確認 → What are your hours? / What are your business hours?
開始・終了を個別確認 → What time do you open? / What time do you close? / What time are you open until?
📝are you openかdo you openか
openには動詞と形容詞のふたつの用法があります。動詞は「開く・開ける」、形容詞は「開いている(状態)」という意味になります。do you openは「開きますか」、are you openは「開いている状態ですか」と聞いているという違いになります。
一方、closeは動詞で「閉まる・閉める」です。形容詞の「閉まっている(状態)」はclosedと-edが付きますので、語法には注意が必要です。are you closeとは言いません。are you closedと尋ねます。
日本のお店で、営業中にOPENのレートを出しているのは正しいのですが、閉店時のCLOSEは、本来は間違いで、CLOSEDが正解です。まあ、通じますし、誰も困っていませんけどね^^
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■5秒英単語
skill
(技能、技術、熟練)
特定の分野で発揮される優れた能力ということです。カタカナ語で「スキル」として定着しましたね。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!
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