■涙と共感を誘おうとする物語

不幸や苦労話は、時には人の心を動かし、支援や理解を得る大きな力となりますが、やり過ぎると…。

■今日の英語フレーズ

sob story
(同情を引くための)お涙ちょうだいの話、身の上話
(言い訳としての)不幸な身の上話、泣き落としの話

📝例文

(1) Instead of a raise, the boss gave us another sob story about her expenses.
(昇給どころか、ボスはまたもや経費のことを哀れっぽく話してきた)
*raise 昇給

(2) I’m tired of hearing his usual sob story every time he asks for a financial loan.
(お金を借りに来るたびに彼に聞かされる、いつものお涙ちょうだい話にはもううんざりだ)

(3) The documentary was criticized for being a mere sob story rather than a serious investigation of the issue.
(そのドキュメンタリーは、問題の本質を真摯に調査するのではなく、単なるお涙ちょうだいの物語に終始していると批判された)
*mere 単なる、ただの
*investigation 調査

(4) The applicant tried to explain his lack of experience with a long sob story about his difficult childhood.
(志願者は自身の経験不足を説明するために、不遇な少年時代に関する長い身の上話を語った)
*applicant 志願者、応募者

💬フレーズ解説

sob storyは、「同情を引くためのお涙ちょうだいの話、身の上話」「言い訳としての不幸な身の上話、泣き落としの話」という意味で使うフレーズです。sobは名詞で「すすり泣き、嗚咽」(動詞で「すすり泣く」)という意味です。これをstoryと組み合わせた名詞句で、直訳は「すすり泣き物語」ですが、聞き手の同情を誘い、何かを許してもらったり、援助を得たりすることを目的として語られる不幸話のことです。

単なる悲話や苦労話ではありません。人の話をsob storyだと呼ぶ時は、批判的なニュアンスを伴うのが普通です。話し手が本当に不幸かどうかに関係なく、意図的に感情に訴えかけようとしていると感じられるものがsob storyです。

欧米では、自己責任(personal responsibility)を重んじ、感情に訴える説明を弱さや言い訳と見なす傾向があります。sob storyは「目的を持った泣き落とし」という意味合いで使われるということを理解しておきましょう。

共感を示しながら耳を傾ける力を持ちつつ、話の背景にある意図を冷静に見極めることも必要ですね。

🎧音声で確認

■5秒英単語

tight
(きつい、締まった)

きつい、隙間のない状態、ゆとりが欠けている状態を指します。衣服が体に密着している、ロープがピンと張っている、あるいはスケジュールや予算に余裕がないといった厳しさを表す時にも使います。

定形表現Sleep tight. (ぐっすり寝てね) でのtightは副詞で、「しっかりと、安らかに」というポジティブな意味です。

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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