■aspire to
あれをしたい、これをしたいと人にはやりたいことがたくさんあります。英会話ではこの気持をwant toで表すのが一般的。この時、将来やりたいこと、志望していること、強く願っていることについて言いたいならば、別の言い方もあります。
■今日のフレーズ
aspire to 熱望する、目指す
■例文
(1) Becky worked as a waitress but aspired to be a dancer.
(ベッキーはウェイトレスとして働いていたが、ダンサーになろうと考えていた。)
(2) She’s just a soap opera actress but she aspires to great Hollywood roles.
(彼女は昼のメロドラマ俳優だが、ハリウッドの大作映画の役を目指している。)
今回紹介するのは、動詞aspireです。辞書の「熱望する」という訳語でなじみがある人もいることでしょう。希望・要望はwantを使って表すことが多いですが、aspireはwant very muchという定義があることから、wantよりも強い気持ちを表しています。また、「将来的に何かを達成したい」「成功したい」という意味も持ちます。「目指す、志望する」という日本語に近いでしょう。
aspire toの形で使うことが多いのですが、toの後には何が来るでしょう。toと言えば、不定詞を思い出しますよね。上の例文(1)にあるように、
aspire to V
で、「~することを熱望する、強く願う」という意味になります。ただ、それだけではなくて、前置詞のtoとしての用法もあり、例文(2)のように、
aspire to [名詞]
で、「~を目指す、志望する」の意味でも使うのです。
toはたいてい不定詞か前置詞のどちらかに限られていますが、aspire toのtoはどちらの用法も存在するのです。こういう語法はめずらしいかも知れません。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!
Happy Golden Week, Yutaka-san!
Emma: What inspired you to pursue a career in music?
Matthew: I’ve always had a passion for music and aspire to create meaningful and impactful songs that touch people’s hearts.
Thank you for sharing the dialog here!