■役目が終わった無用の長物…

役に立っていたけれども、時代の流れや状況の変化によって無用と判断することがあります。

■今日の英語フレーズ

throw [何々] on the scrap heap
(価値がないものとして)…をゴミ箱に捨てる、廃棄する
(人やアイデアなどを)無用なものとして見捨てる、切り捨てる

📝例文

(1) They threw their temporary workers on the scrap heap as a way to cut costs.
(彼らはコスト削減策として非正規社員を容赦なく解雇した)

(2) We shouldn’t just throw this plan on the scrap heap. It still has some good ideas.
(この計画をただ切り捨ててしまうべきではない。まだ良いアイデアがいくつか残っている)

(3) The old computer was thrown on the scrap heap after the new model arrived.
(新しいモデルが届いた後、古いコンピュータはゴミ同然に廃棄されました)

💬フレーズ解説

throw [何々] on the scrap heapは、直訳すると「…をスクラップの山の上に投げる」となりますが、実際の意味は「(価値がないものとして)…をゴミ箱に捨てる、廃棄する」「(人やアイデアなどを)無用なものとして見捨てる、切り捨てる」という意味の定形表現です。

単に「捨てる(throw away)」というよりも、かつては価値があったモノが今はもう役に立たないとみなされ、冷酷に「もう用済みだ!」と突き放すニュアンスで使われる表現です。

throwの目的語には物だけでなく人も置くことができます。長年勤務してきた社員がリストラなどで職を失ったというニュースなどでもこの表現は使われ、その人が社会から必要とされていない、使い捨てにされたという悲哀や悲壮感が伝わって来ます。

現代は、多くのモノがscrap heapへと送られていく時代です。しかし、無用とみなされはしたものの、可能性を秘めたモノが残っていることはあるものです。簡単に投げ捨ててしまう前に、もう一度その価値を問い直してみてはいかがでしょうか。

🌱豆知識

フレーズ中のheapは「積み重ね、かたまり、山」という意味で、scrap heapは、主に金属くずや不要な廃棄物を積み上げた「ごみの山」「廃棄場」のことです。ちなみに、日本語で「スクラップ」と言うと、車などを解体した鉄くずや、新聞雑誌の切り抜き記事を指すのが一般的ですが、英語のscrapは「切れ端、断片、くず、がらくた」と、より広い意味で使います。

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■5秒英単語

Mercury
(水星)

太陽系惑星「水金地火木土天海(冥)」を覚えましょう。夜空を見上げながらの会話もあり得ますから。ちなみに、mercuryは化学で「水銀」です(元素記号はHg)。

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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