■play devil’s advocate
宗教的な話ではありません。
■今日のフレーズ
play devil’s advocate
議論を深めるためにあえて反論する、反論する役を演じる
■例文
(1) Good teachers often play devil’s advocate to encourage discussion.
(良い教師は、あえて反対意見を述べることで議論を促すことをよくやる)
(2) I know Mr. Smith doesn’t really believe all that. He was just playing devil’s advocate.
(スミス氏がそれを全部信じているわけではないことは知っている。あえて反論していただけだ)
■解説・コメント
play devil’s advocateは「議論を深めるためにあえて反論する、反論する役を演じる」という意味の表現です。
devil’s advocateをそのまま訳すと「悪魔の唱道者・支持者」なのですが、「あえて反論を述べる人」という意味で用いられます。
日本語の天邪鬼(あまのじゃく)は、素直になれなくて反対のことを言う人、つまり性格を表す言葉です。これに対して、devil’s advocateは、議論を深めたり活発にするために、理知的にあえて反対のことを言う人なのです。
ポイントは動詞play (演じる) との組み合わせです。本心は賛成だとしても、意図的に反対論者の役を「演じる」からです。
■音声確認
■5秒英単語
cable car/gondola/ropeway
(ロープウェイ)
意外かも知れませんが、英語ではcable carやgondolaの方が一般的です。ただし、国や地域における呼び方の傾向なので、ropewayと言っても問題はありません。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!