■今日のフレーズ
thumb through [何々]
…のページをめくる、…にざっと目を通す
■例文
(1) I usually thumb through some magazines while waiting at the dentist’s office.
(歯医者での待ち時間は、たいてい雑誌をパラパラめくっています)
(2) I thumbed through your report quickly this morning.
(今朝、あなたのレポートにざっと目を通しました)
(3) Millions of people are thumbing through Instagram or TikTok posts at every chance they can get – whether they’re at work, on the bus, or at home.
(何百万人もの人々が、職場、バス、自宅など、あらゆる機会を利用してInstagramやTikTokの投稿を閲覧している)
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■解説・コメント
thumb through [何々] は、「…のページをめくる、…にざっと目を通す」という意味の定形フレーズです。thumbは名詞では「親指」ですが、紙をめくる時によく使う指なのでわかりやすいですね。(*thumbのbは黙字で発音しません。「サンブ」と言わないようにしましょう)
「ページをめくる」はturn the pageが一般的ですが、thumb throughには「素早く」めくるというニュアンスがあり、書かれている内容をおおまかに見るという意味でも使います。
また、元々は紙について使う言葉ですが、現在ではスマホで画像や動画をパパッと切り替える動作をthumb throughで表す人も多いです。カタカナ日本語には、スクロール(scroll)やスワイプ(swipe)などが定着していますが、そのうち「(画像を)サムする」と言うようになるかも知れませんね。
余談ですが、かなり上の世代の人たちには、親指(thumb)をペロッと舐めて(lick)からページをめくったり、紙を数える人が多かったです。私は昭和後期に小中高生でしたが、当時の先生たちがそれをやってプリント類(handouts)を配布するのがイヤでした。
■音声確認
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■5秒英単語
stadium
(競技場)
カタカナの「スタジアム」の元の語ですが、これをそのまま発音しても伝わりません。「ステイディアム」のように発音します。音声をよく聞いて真似しましょう。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!