🍗頭を満たす「食べ物」とは?
実際に食べるわけではありませんが、考えるきっかけや深い思索を促すものを指す表現がfood for thoughtです。
💡今日の英語フレーズ
food for thought
思考の糧、考える材料、思索を促すもの
📝例文
(1) Her presentation gave us a lot of food for thought.
(彼女の発表は、私たちに多くの考える材料を与えてくれた)
(2) The documentary provided some real food for thought about climate change.
(そのドキュメンタリーは、気候変動について真剣に考える材料をくれた)
(3) This book offers plenty of food for thought for anyone interested in philosophy.
(この本は、哲学に関心がある人にとって多くの思索の糧を与えてくれる)
(4) Thank you for your honest feedback about my manuscript. It’s given me some food for thought.
(草稿の正直な感想をありがとう。考える材料になったよ)
💬フレーズ解説
food for thoughtは比喩的表現で、直訳すると「考えのための食べ物」となりますが、実際には「思考の糧」「考えさせる材料」「熟考すべきテーマ」という意味になります。
語法としては不可算名詞扱いで、a lot of/some/plenty ofのような数量を表す表現と共に用いられることが多いです。日常会話から学術的な文脈まで幅広く使われ、議論や分析を深めるきっかけを表す便利な表現です。
英語では「食べ物」を「思考の糧」に見立てる比喩がよくあり、food for the soul (心の糧) やspiritual food (精神の糧) なども類似の表現です。
🎧音声で確認
🗾5秒英単語:今日のプチ学び
government
(政府、統治、政治)
日常では、ニュースなどで特定の国の「政府」の意味で目・耳にすることが多いです。通常はtheをつけてthe governmentと表現しますが、不可算名詞として「統治」を指す場合もあります。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!