■文学的で婉曲的な「酔い」

酒に酔った状態を表す言葉はたくさんありますが、多くは口語的か医学的です。今回のフレーズは、「酔い」の婉曲的な言い方です。

■今日の英語フレーズ

be inebriated
酔っている、酩酊している
お酒を飲んで良い気分になっている、足元がふらついている

📝例文

(1) The guest of honor looked slightly inebriated during his closing speech.
(主賓は閉会の挨拶の際、若干酔っているようだった)
*guest of honor 主賓

(2) It is considered unprofessional to be inebriated at a corporate networking event.
(企業の交流イベントで、酔った状態でいることはプロとして不適切と見なされる)

(3) He was too inebriated to remember how he had gotten home the previous night.
(彼はひどく酔っていたため、前夜どうやって帰宅したのかを思い出せなかった)

(4) The elegant prose described a protagonist who was frequently inebriated by vintage wine.
(その優雅な散文は、年代物のワインにしばしば酔いしれる主人公を描写していた)
*prose 散文
*protagonist 主人公

💬フレーズ解説

be inebriatedは、「酔っている、酩酊している、お酒を飲んで良い気分になっている、足元がふらついている」という意味のフレーズです。

日常語のdrunk (酔っぱらった) が直接的で、時には粗野な響きを持つのに対し、inebriated文語的で、知的、婉曲的な印象を与える語です。お酒を嗜んだ結果としての状態を婉曲的に丁寧に描写する時に使われ、社交の場などの直接的な表現を避けたい状況や、文学作品の叙述などで用いられる「大人の語彙」と言えるでしょう。日本語で言えば、「酔っ払い」を「酒興に耽る御仁」などと表現するような感じと考えればいいでしょうか…。

なお、be intoxicatedも「酔っている、酩酊している」という和訳が与えられますが、ニュアンスに違いがあります。intoxicatedは、基本的には生理機能が正常でないことを客観的に表す言葉です。一方、inebriatedは文語であり、酔った状態を婉曲、上品、あるいは古風に言い表したものです。使い分けの目安としては、「警察官が使うのがintoxicated、小説家が使うのがinebriated」と覚えておくとよいと思います。

🎧音声で確認

■5秒英単語

coal
(石炭)

バーベキューなどで使う「木炭」はcharcoalと言います。化学元素の「炭素」はcarbonです。

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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