■Now that you mention it,
普段の会話練習では、動詞mentionをあまり自発的に使わないかも知れません。
■今日のフレーズ
Now that you mention it,
そう言われてみれば、そういえば
■例文
(1) Now that you mention it, John was acting a little distant today.
(そう言われてみると、ジョンは今日少しよそよそしかったな)
(2) Now that you mention it, I did see a strange guy standing at the front gate.
(言われてみれば、確かによく知らない人が正面ゲート前に立っているのを見たよ)
■解説・コメント
Now that you mention it, は「そう言われてみれば、そういえば」という意味の定形表現です。相手の発言を受けて、何かを思い出したり、考えを思いついたりなどして自分が話を続ける時に使います。「そう言えばこんなこともあります」「ついでに言うと」のニュアンスでもどうぞ。
mentionは「…のことを話に出す、口にする、触れる」「言及する、述べる」という意味の動詞です。日本人の英語学習者にとっては、Thank you.に対する「どういたしまして」の意味のDon’t mention it.は有名かも知れません。「お礼なんて言わないでよ」という言い方なのです。
now that SVの部分は「今や…なので」という意味の接続表現で、2語ワンセットの扱いです。高校生向けの参考書等に記載があると思います。
相手に言われるまでは、わからなかったり忘れていたりということはよくありますので、Now that you mention it, を使う機会には困らないと思います。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!