
■「マナーモード」は和製英語
会議、式典、映画館など、スマホの通知音・着信音を控えるべき場面。英語ではどのように表現するでしょうか。
■今日の英語フレーズ
1. put one’s smartphone on silent
スマートフォンを消音モード(サイレント)にする
2. put one’s smartphone on vibrate
スマートフォンをバイブレーションモードにする
3. turn the ringer off
着信音(呼び出し音)をオフにする
📝例文
(1) Please put your smartphone on silent during the presentation.
(プレゼンテーション中はスマートフォンを消音モードにしてください)
(2) I always put my phone on vibrate when I’m in a meeting.
(会議中はいつもスマートフォンをバイブレーションモードにしています)
(3) The theater asks that all guests turn their ringers off during the film.
(映画館では鑑賞中、すべてのお客様に着信音のオフをお願いしています)
💬フレーズ解説
これらのフレーズは、スマートフォンの通知音・着信音を停止、または振動に切り替える行為を表します。それぞれのフレーズには微妙な違いがありますが、どれも日本語のいわゆる「マナーモードに設定する」です。
1. put one’s smartphone on silent
通知音、着信音、バイブレーションも含めて完全に音を出さない状態に設定することを指します。silentは「静かな」の形容詞ですが、ここではsilent mode (消音モード) のことです。
2. put one’s smartphone on vibrate
音は鳴らさず、振動のみで通知を受け取る設定することを指します。vibrateは「振動する」を意味する動詞ですが、ここでは定形表現として名詞的に用いられています。
3. turn the ringer off
着信音(ringer)を停止し、音量をゼロにすることです。ringerは「鳴らすもの」の意味ですが、着信音をこう呼びます。turn offは「電源を切る」「停止させる」という一般的な動詞句で、学校でも習うおなじみの表現です。
「マナーモード」は、和製英語です。一部、海外でmanner modeと言う人が出てきているらしいとは聞きますが、英語圏で一般化しているわけではありません。上記のフレーズに慣れておきましょう。
🎧音声で確認
■5秒英単語
grass
(草、芝生)
地面を覆う「牧草」「芝生」などの草を指します。「グラス、ガラス、コップ」はglassです。つづりも発音も違います。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!
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