ネズミ取りの英語
運転していると、気になるのが警察車両。俗に言うネズミ捕りというやつですね。運転と警察に関連した英語表現を紹介します。
pull over
「車を道の片側に寄せて停止する」
会社の重役などが運転手に「停めてくれ」と指示する時は”Pull over.”と言っていますよ。stopだと、その場で車を止めることになり危険です。路肩に寄せて停車するという意味のpull overはぜひ覚えましょう。
警察に停止を促され、運転席側に近づいた警官と話すために窓を開けると”Pull over there.”(あっちに停めて)と言われることがあります。そこでいろいろ聞かれることになります。
Where’s the fire?
「何をそんなに急いでいるのですか?」
直訳すれば「どこが火事?」ですが、皮肉の表現です。「火事じゃあるまいし、何をそんなに急いでいたんだ?」という意味。スピード違反で捕まると、これを言われるかも知れません。
Show me your license.
「免許証を見せて下さい」
どこの国でも言われることですが、英語ではこのように言われます。registration(登録証)も知っておくとよい単語です。海外旅行でレンタカーを使っている場合は、契約書を見せればオーケーです。
Hands behind your head.
「両手を頭の後ろで組め」
ヤバいやつだと思われると、こう言われるかも知れません。昔、「手を上げろ」は”Hold up.”だと習いましたが、間違い。正しくは”Hold your hands up.”です。ただ、今の警官は言わないそうです。手を上げさせるだけではなく、後頭部で手を組ませることが重要なのでしょう。”Hands behind your head.”は、正式には”Put your hands behind your head and leave them there.”だということです。
Put your hands on the car.
「車の上に手を置け」
アメリカの警察ドキュメントなどでは、容疑者が車の屋根やボンネットに手を置く姿を見ます。この指示に従っているのですね。
Spread your legs.
「足を開け」
手を車の上に置かせた後はこう言われることがあります。ボディチェックをしやすい姿勢にさせるためです。
警察に車を止められたら
警察に止められた時、気を利かせて免許証を出そうとスーツの内ポケットやダッシュボードに手を入れると、武器を出そうとしていると思われます。原則、両手はハンドルに置き、免許等は言われてからゆっくりとした動作で出しましょう。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!