こんにちは。英語・英会話コーチ工藤 裕です。今日の英語表現、行ってみましょう!
Phrase (フレーズ)
Picky, picky, picky.
Meaning (意味)
(相手のこだわりに対して)うるっさいなぁ~、もう!
Comments (ひとこと)
自分だけのこだわりを持つ人は多いと思います。こだわりの英語表現はいろいろありますが、ポジティブな意味合いで言うのか、ネガティブな意味合いで言うのかによって、単語やフレーズは違ってきますよ。
最初に、中立的あるいはポジティブなニュアンスでのこだわりの表現です。一般的には
be particular about [something]
が用いられます。主観抜きの中立的な意味で「こだわりがある」という意味です。あるいは、そのこだわりへの肯定的なニュアンスでも用いられる場合があります。
- John is particular about fashion.
(ジョンはファッションにこだわりを持っている。)
- I am particular about the instruments I use.
(私は自分が使う楽器にはこだわりがある。)
カジュアルな表現では
have a thing about [something]
があります。「~にはうるさい」という雰囲気です。上の例を応用すると
- John has a thing about fashion.
- I have a thing about the instruments I use.
のようになります。
物事へのこだわりは、時としてネガティブに受け取られることがありますよね。「あのひとは~にうるさい、細かい(から嫌だなあ)」という感じです。英語では
fussy [ファッスィ]
がそのひとつ。
- My husband is really fussy about his food.
(ウチの夫ときたら、食べ物に本当にうるさくてさあ。)
また、今回のお題である
picky
も使えます。pickyは「選り好みの激しい」という意味があります。
You are so picky!
と言えば、細かいことにこだわる、執着しすぎ、重箱の隅を突きすぎというようなニュアンスです。そういう人は、小さなことにまで細かく言及するので「うるさいなあ」と言いたくなりますよね。そこで
Picky, picky, picky!
と言えば、「小さいことにこだわって、細かなことまで文句言いすぎ。うるさい!」という気持ちを伝えることができます。まあ、喧嘩になってしまうかも知れませんが・・・。
Examples (例文)
Example 1
A: They put too much soy sauce on my fish and the rice is too salty!
(魚にしょう油かけすぎてんだろ、これ。飯もしょっぱすぎ!)
B: Picky, picky, picky. This is a top-rated restaurant. You are not used to the cuisine.
(うるさいなぁ。ここは一流のレストランなの。アナタがここの料理を食べ慣れてないだけ。)
Example 2
Paul is very picky when it comes to music.
(ポールは音楽のことになると、とても選り好みが激しいんだ。)
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!