相手の英語を聞き取れない時
What’s that?
「あれは何ですか」という意味だけではありません。「え、今何て言ったの?」という意味でも使うんです。これ、私は偶然使ったんです。そうしたら通じたし、後からネイティブスピーカーがしっかり日常で使っていると知りまして。「あら、本当に使われてるんだ」と思って嬉しくなった、思い出のある表現です。相手に「もう一回言ってくれ」と頼む表現は、他に
- Pardon?
- Excuse me?
- Say that again.
などがありますね。
ひとつの意味を表す言い方が複数存在することは多いです。”How are you?”も別の言い方はたくさんありますし、今回の表現もそうです。このような表現に出会ったときの対処法は、全てを使いこなそうとはしないことです。どれかひとつ、「自分はこの表現をメインに使う」と決めたら、使うのはそれだけにします。”How are you?”と決めたら、自分が使うのはそれだけ。同じ意味の”How’s it going?”は言われれば理解できるだけにしておきます。それだけでも暗記から解放され、コミュニケーションに意識を集中できるようになりますよ。私の生徒さんも、そういうふうにして暗記重視からの脱却に成功しています。
また、上の私の”What’s that?”の事例のように、練習を続けて、ある程度語感が身に付いてくると、習っていないのにネイティブがよく使っている表現を言えることが時々起こります。それを目指して勉強するのも楽しいかも知れませんね。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!