
■steal [誰々]’s thunder
本来自分に注がれるはずだった称賛や注目が奪われるだなんて…。
■今日のフレーズ
steal [誰々]’s thunder
(人の)手柄を横取りする、(人の)アイデアを先に使って注目を奪う、(人の)見せ場を台無しにする、主役の座をさらう
■例文
(1) Lucy stole Mary’s thunder on that project, although she didn’t do anything.
(ルーシーは何もしていないのに、あのプロジェクトでメアリーの手柄を横取りした)
(2) Keep this a secret. I don’t want to let anyone else to steal our thunder.
(このことは内密に。誰にも出し抜かれたくないのでね)
■解説・コメント
steal [誰々]’s thunderは「(人の)手柄を横取りする、(人の)アイデアを先に使って注目を奪う、(人の)見せ場を台無しにする、主役の座をさらう」という意味の定形フレーズです。
直訳すると「誰かの雷を盗む」ですが、ここでの「雷」とは、圧倒的な驚きや、称賛されるべき成果を表しています。独創性が重視される分野や業界では、他者のthunderを奪うというのは、厳に慎むべき行為ですよね。
このフレーズの由来は、18世紀初頭のイギリスの劇作家ジョン・デニスにまつわる実話にあります。
デニスは自身の劇作のために、舞台用音響効果で雷鳴のような音を出す新しい装置を考案しました。現代のように気軽に効果音は作れない時代、いろいろな苦労があったことでしょう。ところが、彼の劇自体が不評で早々に打ち切られてしまいます。その後、別の劇(シェイクスピアの『マクベス』)を観に行った彼は、自身が発明した効果音が真似されていることに気づき、They stole my thunder! (あいつらは私の雷を盗んだ!) と叫んだ、と伝えられています。
本来は、独創的な手法やアイデアを勝手に流用されることへの不満から生まれた言葉だったのですね。現代では、thunderは喝采や注目を指すようになり、日本語で言う「お株を奪う」行為を指すようになりました。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!
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