「~がある・いる」は”There is/are”以外で表すことが多い
日本語では「ある・いる」をよく使います。「あそこに大きな建物がある」「珍しい動物がたくさんいる」「友だちがいる」「お金がある」などです。英語ネイティブ・スピーカー(母語話者)には、日本人の英語には”There is/are…”が多いという印象があります。ネイティブは、”There is/are”をそんなに使いません。傾向としては、”You see a big building over there.”(向こうに大きな建物があります)、 “You can see many strange animals here.”(ここには珍しい動物がたくさんいます)のような言い方が多いのです。私の知人は、”There is/are”はほとんど使わない自覚があると言っていました。
所有はhave
「ある・いる」が所有の意味なら、英語ではほぼ間違いなくhaveを使います。「私、車ありますよ」と言う時、”There is a car.”とは言いません。
I have a car.
と言います。「私にはたくさん友だちがいる」と言う時も、”There are many friends.”ではなく、
I have a lot of friends.
と言います。
体調不良もhave
体調不良を表す時もhaveを使います。お勧めの表現は
I have a problem with…
です。直訳は「~に問題を抱えている」となり、「~の調子が悪い」という意味です。
I have a problem with my stomach.
(お腹の調子が悪い)
I have a problem with my tooth.
(歯の調子が悪い)
などと言えます。この例のポイントは、stomachache(腹痛)やtoothache(歯痛)などの表現を使っていないということです。「~痛」「~炎」の単語を知らなくても、最低限の状況を伝えることができるからです。万が一、「腹」「歯」の英語をとっさに思い出せなければ、部位を指さして
I have a problem here.
(ここに問題を抱えています)
と言えばオーケーです。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!