🧑🤝🧑「遊ぶ」はplayか、hang outか
カフェでおしゃべりをしたり、家で一緒にゴロゴロしたり。特に何かするわけではなくても「一緒に時間を過ごす」は、hang outです。
💡今日の英語フレーズ
hang out
友人と一緒に過ごす、交流する、なんとなく一緒にいる
📝例文
(1) I’m going to hang out with my friends this weekend.
(今週末は友だちと過ごす予定です)
(2) We usually hang out at the mall after school.
(放課後はたいていショッピングモールで時間をつぶします)
(3) Do you want to hang out with me sometime this week?
(今週いつか一緒に遊ばない?)
(4) They were just hanging out at the park, doing nothing in particular.
(彼らは特に何をするでもなく、公園でぶらぶらしていました)
💬フレーズ解説
hang outは、親しい人と気軽に時間を過ごすことを表す口語表現です。遊園地に行くなどの活動の有無に関係なく、「一緒にいる」「ぶらぶらする」状態を広く指します。
主語が単数の時には、hang out with + [誰々] (…と一緒に過ごす) という形で表すのが一般的です(例文(1), (3))。主語が複数であれば、hang outのみで表します(例文(2), (4))。
注意点ですが、hang outは「人と一緒に過ごす」という意味なので、「一人でぶらぶらする」場合には使いません。その場合は、walkなどの具体的な行為を言い表しましょう。
❓️「遊ぶ」はplayか、hang outか
日本語の「友だちと遊ぶ・遊びに行く」の「遊ぶ」は意味が広いです。公園やモールに行ってぶらぶらしたり、カフェで話したりも「遊ぶ」と言います。しかし、英語ではこの「遊ぶ」をplayとは言いません。
日本語の「遊ぶ」に対応する英語は、文脈によって異なります。小さな子どもが遊ぶ場合は、playを使います(例:The kids are playing in the yard. (子どもたちは庭で遊んでいます))。一方、ティーンエイジャーや大人が雑談したり、特に目的もなく集まって時間を過ごすような場合に、hang outを用います。この違いを知らないで、「昨日友だちと遊んだ」をI played with my friends yesterday.と大人が言うと、幼い印象を与える可能性があります。
小さな子がキャッキャと走り回るイメージがplay、大人の外出はhang outと覚えておけば大丈夫です。
🌱豆知識
hang outは、もともと「外にぶら下がる」「たれ下がる」という物理的な意味でしたが、「外に出てぶらぶらして過ごす」「友人と時間を過ごす」という比喩的な意味で定着しました。日常生活で一日に一度は耳にするカジュアルな英語表現のひとつです。
🎧音声で確認
🏕️5秒英単語:今日のプチ学び
natural
(自然な、自然の)
natural disaster (自然災害) のように「自然発生的な」という意味合いや、natural talent (生来の才能) のように「生まれつきの」という意味でも広く用いられます。また、「不自然ではない、ごく当たり前である」というニュアンスでも使われます。文脈を捉えることが大切ですね。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!