■take [何々] for granted

今、人類は存亡の危機に立たされています。パンデミック、戦争、環境問題、資源枯渇、分断。今に始まった問題ではないのですが、日々深刻さを増しているようです。パンデミックにより、私たちは多くのことに気付かされました。日常生活のどんなことにおいても、当たり前ということはないのだ、と。そして戦争が始まりました。ここでもまた、当たり前はないのだと気付かされました。

高校英語、特に受験を意識した英語の勉強をしていると

take it for granted that SV

というフレーズに必ずと言っていいほど出くわします。「SがVであることを当然だと考える」という意味だと習い、機械的に覚えます。
参考書等では無機質な例文であることが多いです。このフレーズにはitthatが含まれていますが、文法的に言うと、形式目的語のitと、それを受けるthat節。何のこったかわからないという人は、ここでは無視して構いません。

なぜか参考書では上のフレーズが多用されますが、本来は

take [何々] for granted

で、その意味は「…を当たり前だと考える」です。[何々] のところに適宜単語を入れて使います。短いし覚えやすいので、真の英会話学習者はこちらを覚えて使いましょう。

何も事件や事故が起こらない場所で暮らしていれば、「平和」「安全」が当たり前に感じられることでしょう。そういう状況では、take safety for grantedtake peace for grantedだと言えます。

さて、「ありがたい」は「有り難い」と書き、「めったにないことだから感謝」ということです。「有り難い」の反対は「当たり前」です。当たり前のことに対しては、人は感謝の気持ちを持ちません。「当たり前」とは「感謝の気持ちを忘れる、ないがしろにする」という意味でもあります。take [何々] for grantedも「ないがしろ」の意味で使うことがよくあります。take his/her partner for grantedであれば、相手の存在を当然に思い、軽んじるということ。人間が陥りやすい態度ですね。

take for granted、『当然に思う』か。ふむふむ、覚えたぞ」と考えがちです。しかし、「当然」の意味をもっと考えてみましょう。感謝を忘れるという意味でもあるとわかれば、国語の理解も深まると思います。このように、ひとつの単語に時間をかけて向き合ってみるのも良いことだと思います。言葉が体内に溶け込んで、外国語が自分のものになった感覚を味わえるかも知れません。

~今日のフレーズ~

take [何々] for granted

(…を当たり前だと思う、ないがしろにする)

■例文

(1) We often take our freedom for granted.

(我々は自由を当たり前のものと思いがちだ。)

(2) Many people take clean water for granted in this country.

(この国では、多くの人がきれいな水に対する感謝を忘れている。)

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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