■disown [誰々]

設定が古い時代の物語などでよく聞かれる言葉です。

■今日のフレーズ

disown [誰々]

…との縁を切る、…を勘当する

■例文

(1) His parents threatened to disown him if he didn’t go back to school.

(両親は彼に脅すように言った。「学校に戻らないと縁を切るぞ」と)

(2) John was disowned for bringing shame to the family.

(ジョンは家族に恥をもたらしたとして勘当された)

■解説・コメント

動詞disownは、日常会話ではあまり聞くことはないと思いますが、「…との縁を切る」「…を勘当する」という意味で使われます。

英語を継続的に学習している人なら、動詞own (…を所有する) をよく知っていることでしょう。また、接頭辞dis-は否定を表すことを知っていれば、disownと聞いたら直感的に「所有している物を捨て去る」という意味かな、と推測すると思います。

しかし、disownは基本的には人間関係、特に家族について使う言葉なのです。英英辞典の定義では「これまで親密であった人とは、もはや無関係であり、責任を負わないと明言する」とあります。もう少し細かく見ると、「著作物などについて自分のものと認めない」ともあります。はっきり言えるのは、持ち物を捨てるという意味では使わないということですね。

disownの意味を見ると、現代の日常会話ではおそらく見聞きすることはなさそうな語ですよね。しかし、現代でも親子やきょうだいの関係悪化が原因で疎遠となり、事実上縁を切った状態になっている人がいます。悲しいことではありますが、身の上話などでdisownが出てくることはあります。

勘当の意味合いの場合は、古い時代をテーマにした小説、映画等で、当時の価値観を反映したセリフに使われることがあります。結婚相手を親が決めるのが珍しくなかった時代なら、本人同士の「勝手な恋愛」はdisownの対象になるわけですね。

■音声確認

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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