■今日のフレーズ
pink-collar
伝統的に女性が従事していた職種の
■例文
(1) I was an administrative assistant, and it was what is called pink-collar.
(私は事務アシスタントで、いわゆるピンクカラーの仕事をしていた)
(2) Immigrants were routinely employed in almost every blue- and pink-collar industry in that country.
(その国のほぼすべてのブルーカラーおよびピンクカラー産業で、移民が日常的に雇用されていた)
(3) One main reason men were reluctant to take pink-collar jobs was that generally, they paid less than male-dominated jobs.
(男性がピンクカラーの仕事に就きたがらなかった主な理由のひとつは、一般的に男性が主流の仕事よりも低賃金だったからだ)
*male-dominated 男性優位の
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■解説・コメント
pink-collarは「伝統的に女性が従事していた職種の」という意味の形容詞です。collarは衣服の「襟」のことで、「色」ではありません。そちらはcolorです。
肉体労働系の職種を意味するblue-collar (ブルーカラー) と、非肉体労働系の職種を意味するwhite-collar (ホワイトカラー) は日本でも知られている言葉ですが、pink-collarはあまり知られていないと思われます。
pink-collar worker (ピンクカラー労働者) は、歴史的に女性の仕事とみなされてきた分野で働く人のことで、美容、看護、秘書、保育などの職種が例として挙げられます。
社会は男性優位が当然という考え方が根強い中、1970年代後半に、女性が直面する経済的不利益を表すために作られ、使われるようになった言葉がpink-collarです。
男女の格差や差別に言及する意味合いが強い、デリケートな言葉だと考えられます。そのため、時事英語などで理解できる状態にしておくのが望ましく、日常語彙として使うのは控えるのが賢明です。上の例文も、時事英語を参考にしています。
「white-collar (非肉体労働系職種の)」はこちら。
■音声確認
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■5秒英単語
net
(網)
カタカナ語「ネット」の元になる語です。語尾を「ト」と言わないように気をつけましょう。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!