■swarthy

美容系の広告やコマーシャルを見ていて、人物描写は日本語でも難しいなと思いました。主観が入るので、自分が選んだ言葉を相手が同じように解釈してくれるとは限りません。特に、容貌や肌の状態をどう表すかは難しいかも知れません。このことに関連して、偶然のタイミングですが、自分にとっては新しい単語に先日出会いましたので、ここでシェアします。

swarthy

肌の状態を表す形容詞で、「色黒の、浅黒い、日に焼けた」「肌が小麦色の」という意味です。単語の定義はわかりやすいのですが、主観、入ると思います。実際のところ、ネイティブも同感のようです。調べてみたところ、次のような説明が見つかりました。

Not everyone with dark skin is swarthy. The word is usually used to describe someone whose skin is weather beaten and darkened by the sun, or has an olive complexion. But the famous 19th-century American poet Walt Whitman, who was of English and Dutch stock, seemed to be describing himself in his poem “Behold This Swarthy Face,” so swarthy may be in the eyes of the beholder. (vocabulary.comより引用)

(拙訳:肌の色が黒いからと言ってswarthyと表すとは限らない。swarthyは通常は、屋外作業などで日焼けした人の肌の状態や、小麦色の肌のこと。しかし、19世紀の米国詩人ウォルトホイットマンは「この黒ずんだ顔を見よ」では自身のことを表していたらしい。swarthyは、それを見る人の基準によるのだろう。)

swarthyが悪いニュアンスで使っている用例は特に見当たりませんが、こちらに悪意等がなくても、本人が自分の肌を好んでいないということはあるでしょう。swarthy、日常会話で使うことは稀だとは思いますが、他の語句との組み合わせなど、言い方ひとつということになりますね。主観が入る言葉は気をつけて使いたいものです。

~今日のフレーズ~

swarthy 色黒の、浅黒い、日に焼けた

■例文

(1) Swarthy means dark skinned. If you like tall, dark and handsome men, you find a swarthy complexion attractive.

(swarthyは「色黒」という意味。背が高くて色黒のいい男が好みなら、swarthyな顔立ちに魅力を感じるということです。)

(2) The man was middle-aged, swarthy and stocky. And he had the fine hands of a desk worker.

(その男は中年、色黒、ずんぐりしていて、内勤の人間のきれいな手をしていた。)

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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