schoolという単語について

schoolはヒマだ

「学校」は英語で

school

といいます。誰でも知っている単語です。これに関連した単語がありまして、ラテン語

schola(スコラ)

です。意味は「討議、学派」だそうです。ここからさらに遡ると、ギリシャ語

スコレー(ギリシャ文字を装備していないのでカタカナ表記で)

に辿り着き、その意味は

「ヒマ、余暇」

なのです。

schoolの本来の意味は「ひまつぶし」!

と言って差し支えないでしょう。

ギリシャには奴隷制度(slavery)がありました。奴隷(slave)を持つ余裕のある人は時間的にも余裕があります。お金もあって時間もある人がするのが勉強だったんでしょうね。勉強は暇な人がやっていたんです。娯楽が少なく、物を考えることが立派な暇つぶしだったんだと思います、きっと。ギリシャでは哲学、論理学、数学などが発展しましたが、暇だったからなんですね。暇だったからこそ、いろいろなアイデアが浮かんだのですよ、きっと。気持ちに全く余裕のない環境では、よい考えは浮かばないことからも明らかですね。

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「学校」ではないschool

“school”イコール「学校」と定着していますけれども、ヒップホップ系の人が

“Back to old school!”

(old schoolに戻って来たぜ!)

と言うのを聞いたことがありますか?「これは一体どういう意味だろう」と思いました。「古い学校だから『木造校舎』」とはなりません。違います。

「古い学校だから『母校』のことじゃないの?」

と思う人は多いはずです。

“old school”が、CDの歌詞翻訳や雑誌で「母校」と訳されていることがありますが、誤訳です。”old school”という表現が元々あって、「古いもの「古き良きスタイル」「保守」という意味なんです。”Back to old school!”を「『古いもの』に帰ってきたぜ」と訳すと変ですよね。ピッタリとはまる日本語がないので、「オールドスクール」で済ませる場合も多いです。ヒップホップの人たちの間では、old schoolには「旧来の一派」というようなニュアンスもあるようですよ。難しいですね。

母校はmother schoolか

“old school”が「母校」でないのはわかった。では、「母校」は英語では何ていうの?答えは

alma mater

です。「アルマ・マター」と読みます。ラテン語なのですが、そのまま英語で使っています。”mater”のつづりから想像できると思いますが、”mother”(母)のことです。

schoolという単語一個からこれだけ話が膨らむというのは、おもしろいものですね。

 

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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