
■ホームラン、そして大成功
野球のホームランを表す言い方、またその比喩的な使い方を紹介します。
■今日の英語フレーズ
hit one out of the park
- ホームランを打つ
- 大成功する
📝例文
(1) He hit one out of the park in yesterday’s game.
(彼は昨日の試合でホームランを打ちました)
(2) She hit one out of the park with her presentation.
(彼女はそのプレゼンテーションで大成功を収めました)
(3) The new product launch really hit one out of the park.
(新製品の発売は、まさに大当たりでした)
*product launch 製品の発売
(4) Let’s cooperate and make it a success. Let’s hit one out of the park!
(協力して成功させよう。一発お見舞いしてやろう!)
💬フレーズ解説
hit one out of the parkは、もともと野球用語で、文字どおりには「ボールを球場(park)の外へ打ち出す」、つまり観客席を越えるホームランを打つことを指します。
ホームランは完璧な結果、誰の目にも明らかな成功というイメージにもなっています。このイメージから、このフレーズはスポーツ以外の場面でも広く使われています。学業、ビジネス、企画立案など、「結果が非常に良かった」「非の打ちどころがない出来だった」という評価を表す表現としても定着しているのです。
ところで、どうしてhit the ballと言わずにhit oneと言うのでしょうか。そんな疑問が浮かぶかも知れません。
野球の文脈では、ballは言わなくても自明です。動詞hitが使われたら、目的語はballですね。そのため、hit the ball out of the parkは、文法的には正しいけれども、不自然に説明的だということになります。hit one out of the parkは慣用表現として自然なのです。日本語でも「一本」や「一発」と言うだけで伝わるのと、同じような発想ですね。
🎧音声で確認
■5秒英単語
clever
(利口な)
cleverは、知的な機転や頭の回転の速さに焦点を当てて使う語です。類義語のwise (賢明な) は、経験や思慮深さに基づく判断力を指して使います。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!
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