■健康は一日にして成らず

食生活を整えることが健康管理の第一歩です。英語圏には、それを端的に表すことわざがあります。

■今日の英語フレーズ

An apple a day keeps the doctor away.
一日一個のリンゴで医者いらず。
健康的な食生活を続ければ、病気を防ぐことができる。

📝例文

(1) My grandmother always says, “An apple a day keeps the doctor away.”
(祖母はいつも「一日一個のリンゴで医者いらず」と言っている)

(2) Eating healthy foods really proves that an apple a day keeps the doctor away.
(健康的な食事は「一日一個のリンゴで医者いらず」(の正しさ)を証明している)

(3) You don’t have to follow it literally, but the idea behind “An apple a day keeps the doctor away” is true.
(文字通りに従う必要はないが、「一日一個のリンゴで医者いらず」の意図は一理ある)
*literally 文字通りに

(4) Regular exercise and good food habits. That’s your “apple a day” to keep the doctor away.
(定期的な運動と良い食習慣。それが「医者いらず」を実現する「一日一個のリンゴ」なのだ)

💬フレーズ解説

An apple a day keeps the doctor away.「一日一個のリンゴで医者いらず」「健康的な食生活を続ければ、病気を防ぐことができる」という意味の、英語のことわざ(proverb)です。

一日一個、毎日リンゴを食べると医者にかかる必要がないという直訳から転じて、日々の小さな健康習慣が大きな効果をもたらすという教訓になっています。リンゴに限らず、バランスのとれた食生活全体を心がけましょうという意味で使われます。

この表現はことわざで、文全体が一つの意味を成しており、日常会話では引用句として使われるのが普通です。しかし、時々例文(4)のように、少し形を変えた応用形が用いられることもあります。相手の健康法などを聞いた時に、That’s your apple a day.と言うと、「それがあなたの健康の秘訣なんですね」という意味で伝わりますよ。

必ずしも「リンゴ」自体を意味してはおらず、健康維持のための小さな努力を指すウィットに富んだことわざです。

🌱豆知識

このことわざの起源は、19世紀のイギリスに遡ります。当初は、Eat an apple on going to bed, and you’ll keep the doctor from earning his bread. (寝る前にリンゴを食べれば、医者の稼ぎを減らせる) という長いものでした。やがて、短く覚えやすい形に変化し、現代の言い方が定着したそうです。

🎧音声で確認

■5秒英単語

afraid
(恐れて、怖がって)

「…を恐れている」と言いたい時は、be afraid of [名詞]の形を用います。ofの後ろには、恐れの対象となる名詞または動名詞を続けます。

また、「残念ながら…だ」という婉曲的な表現として、I’m afraid (that) SVという使い方もあり、こちらの場合のafraidは怖がっているという意味ではありません。

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今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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