■Nice guys (always) finish last.
表し方の違いがおもしろいと思います。
■今日のフレーズ
Nice guys (always) finish last.
正直者は馬鹿を見る、憎まれっ子世にはばかる
■例文
(1) If you think, “If I treat her like a human being is supposed to be treated, maybe she’ll like me,” the answer is no. Nice guys always finish last.
(「一人の人間として彼女にきちんと接していけば、きっと好きになってくれる」と考えているなら、答えはノーだ。良い奴っていうのはビリなんだよ。)
(2) People say nice guys finish last. But the truth is stupid nice guys finish last.
(正直者は馬鹿を見ると言うが、実際は愚かなお人好しが馬鹿を見るんだよ。)
■解説・コメント
Nice guys (always) finish last. は「正直者は馬鹿を見る」「憎まれっ子世にはばかる」という意味です。直訳は「いい奴は(いつも)最後に終わる、ビリでゴールする」です。表現の違いはあれど、言っていることは明確でわかりやすいと思います。
「ことわざ」として紹介されることもある表現ですが、実際はことわざと呼ぶほどの古い表現ではありません。米野球チーム、ブルックリン・ドジャーズ(Brooklyn Dodgers)の監督であったレオ・ドローチャー(Leo Durocher)が1946年に発した言葉、The nice guys over there are in last place! (向こうにいる良い奴らは最下位じゃねえか!) がきっかけとなり、Nice guys finish last.というフレーズになって広まったそうです。
道徳や勧善懲悪の観点で、Nice guys win last. (最後に笑うのは正直者) と言うこともあります。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!