省略表現

「ちょべりぐ」が大人たちをイライラさせたのは2002年とか03年あたりでしたっけ。「超ベリッド」の省略でした。

省略表現にはいろいろあります。その中でも、慣れるのに時間がかかるのが「頭字語」と言われるもの。3語か4語くらいのフレーズから、頭文字だけを取って表すものを頭字語(acronym)と言います。例を挙げると、AIDS(エイズ)のような言葉です。これの元は”acquired immuno-deficiency syndrome (別表記は acquired immune deficiency syndrome)”です。日本語では後天性免疫不全症候群と呼ばれます。

日常を見渡せば、省略表現はいくつもありますし、ネット上にも、文字入力簡素化のための省略がたくさんあります。よく使われているものをいくつか紹介しますね。

B.Y.O / B.Y.O.B

欧米に中長期滞在するとホームパーティを経験します。招待されると、B.Y.O.またはB.Y.O.B.と書かれていることがあるんです。これは

Bring Your Own (Bottle)

の略。「手ぶらで来るなよ」という意味です。”bottle”とありますが、自分の手料理でもオーケー。日本人の定番は肉じゃがです。ほとんどの人が肉じゃがを作っていきます。人気が安定していて、確実に食べてもらえますから、鍋は空になります。私はビールをまとめ買いして持って行くのが常でした。

T.G.I.F

欧米は古くから週休二日制です。日本でいう「花金(今どき言わないですが)」に当たる表現がT.G.I.Fです。「おお神よ。今日は金曜日だ」という意味です。

Thank God It’s Friday

の略。会話で使うことは少ないですが、広告などで目にすることがよくあります。

A.S.A.P

伝言メモでよく見るのがこれで、日本人でも使う人がいますね。

as soon as possible

の略で、「至急(できるだけ早く)」という意味です。比較級の単元で習いますよね。

a.k.a

これは

also known as

の略で「別名、通称」という意味です。AK-69 a.k.a Kalassy Nikoffと名乗ったら、「AK-69 別名 Kalassy Nikoff」という人です。ヒップホップ・アーティストがよくこのような名乗り方をしていると思います。

F.Y.I

これは有名かも知れません。よく見かけます。

for your information

「参考までに」「もし興味があればですが」という意味で使います。参考資料などが机上に置かれていた時に、手書きでF.Y.Iと添えられていたものです。

ネットを中心に省略言葉が増えていくことでしょう。「新しいの見つけたよ~」という情報があればぜひご紹介下さい。

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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