■furious
怒りを表す語彙、angryだけではありません。
■今日のフレーズ
furious
激怒して、怒り狂って
■例文
(1) I was late and she was furious with me.
(遅れて行ったものだから、彼女はすごく怒っていた。)
(2) His family are furious that his name has been made public by the press.
(名前が報道で公表されたことに、彼の家族は憤慨している。)
■解説・コメント
furiousは「激怒して」という意味の形容詞です。頻出語彙のひとつで、怒りの程度がangryよりも上、英英辞典風に言えばvery angry, extremely angryです。日常会話では、激怒ほどではなくても誇張で使われることも多いです。日本語で「超」を付けて誇張するような感覚だと言えます。
furiousの使い方は概ね次の3通りです。
(1) be furious with [人]
(2) be furious at/about [行為/事柄]
(3) be furious that SV
(1)と(2)にあるように、何に怒っているかで前置詞の使い分けがされますが、ネイティブはwithもatもaboutもけっこうゴチャ混ぜで使います。個人差や地域差があり、実態は参考書が言うほど「でなければいけない」にはなっていません。意思疎通を優先し、ガチガチのルール主義に陥らないようにしましょう。
なお、furiousはBE動詞の後ろ(補語の位置)で使うと激怒の意味になり、名詞の前で使うと「非常に激しい、荒れ狂った」の意味になります。例えば、a furious stormは怒った嵐ではなく「激しい嵐」です。イメージ的な共通部分はありますけどね。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!