■nepotism

昔はコネで就職というのがよく聞かれました。おおっぴらにはできない現在もあるにはあります。

■今日のフレーズ

nepotism

身内びいき、縁故採用

■例文

(1) Nepotism prevents talented people from rising to the top.

(縁故採用があると、才能のある人がトップに登れない)

(2) The author criticizes the government for excessive secrecy and nepotism.

(著者は、政府の過度の秘密主義と縁故主義を批判している)

■解説・コメント

「えこひいき」関連の英単語3回シリーズ、その2回目です。

前の記事ではfavoritism (えこひいき) を扱いました。今回はnepotismです。「身内びいき、縁故主義、縁故採用」のことです。就職やその後の人事における身内優先のことです。英英辞典の定義では、「kinship (親族関係) に基づく」と書かれています。身内主義と呼んでもいいでしょう。政治関連のニュース等でもこの言葉が時折見られますよ。

日本語の場合は、身内だけとは限りませんが「コネ」と言うことが多いですよね。これはconnectionが由来の和製カタカナ語です。欧米は実力主義が根付いていてコネや縁故採用はないのだと思っている人がいますが、現実にはそういうことでもなく、「ズル」はあります。日本では伝えられていない海外の報道記事などに出てくることがあります。

nepotism、日常会話で頻繁に使う単語ではありませんが、英語でビジネスや政治などを話題にすることを目指している学習者は覚えておくとよいでしょう。

次回は、自分の仲間を優先するえこひいきについてです。

■音声確認

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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